アグネス・チャン日本ユニセフ協会大使
ナイジェリア帰国報告会
【2013年4月17日 ナイジェリア発】
4月9日からナイジェリア最大の商都ラゴスを訪問中のアグネス・チャン日本ユニセフ協会大使は、現地時間17日、ユニセフ親善大使として16回目となる今回の訪問を終え、帰国の途に着きます。
この6月に横浜で開催される第5回アフリカ開発会議(TICAD V)に向け、「最後の巨大市場」とも称されるアフリカへの関心が日本国内でも高まっています。また、アフリカ諸国のリーダーの間でも、順調な経済成長を背景に、この会議を機に、日本からの更なる投資の拡大を期待する声が高まっています。しかし、アフリカの経済成長の恩恵は、社会の最も底辺にいる子どもたちにも届いているのでしょうか。アフリカに必要なのは、「投資」のみなのでしょうか。
アグネス大使がラゴスで出会ったのは、この街の人口の7割(およそ2000万人)が一日2ドル以下の生活を強いられている状況を象徴する「ゴミ箱」という名のスラムで、虐待や搾取の被害や危険に日々晒され、持って生まれた能力を伸ばし発揮する機会が与えられることもない無数の子どもたちでした。
「資源にも恵まれ、若い人口にも恵まれ、過酷な状況に置かれていてもみんなポジティブに生きている。でも…。」急激な変化の中で、その変化の波に取り残される子どもたちを助けるために、日夜奮闘し続ける多くの地元のNGOの人々の姿と、彼女たちを通じて知らされる子どもたちの過酷な現実に、アグネス大使も言葉を詰まらせました。
アフリカの真の開発のために、何が必要なのか?
ナイジェリアにおけるユニセフとパートナーの取り組みに密着したアグネス大使が、22日(月)、子どもたちの視点から、皆様にご報告します。
報道機関の皆様におかれましては、ぜひご取材いただけますよう、お願い致します。
アグネス大使 ナイジェリア 報告会
■日 時 |
2013年4月22日(月) 14:00-15:00(13:30受付開始) |
■会 場 |
ユニセフハウス (東京都港区高輪4-6-12) |
本プレスリリースに関するお問い合わせ:(公財)日本ユニセフ協会 広報室
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