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公益財団法人日本ユニセフ協会

資料・刊行物 プレスリリース

エルサレム・ヨルダン川西岸での子どもの殺害
子どもたちを守る義務の遂行を求める
ユニセフ本部による声明

【2014年7月2日 ニューヨーク発】

パレスチナの男の子※本文との直接の関係はありません
© UNICEF/NYHQ2013-1364/El Baba
パレスチナの男の子※本文との直接の関係はありません

エルサレムで10代のパレスチナ人が殺害され、ユニセフは以下の声明を発表しました。

2014年7月2日にエルサレムで10代のパレスチナ人が殺害されました。前日の1日には、ヨルダン川西岸で殺害されたイスラエル少年3名の葬儀が行われました。こうした状況に深い憤りを覚えるとともに、いかなる場所、いかなる方法、いかなる時であれ、子どもたちへのこのような暴力は、決して許されないことを改めて訴えます。

ユニセフは、最近起きた子どもたちの殺害を強く非難します。恐ろしい犯罪であり、こうした行為は、地域の平和への願いにさらなる打撃を与えるのです。

子どもたちの殺害と子どもたちを狙った暴力は、許しがたい犯罪であり、加害者は法の裁きを受けなければなりません。

ユニセフは、殺害された子どもたちのご家族に謹んで深い哀悼の意を表します。これ以上の犠牲を防ぐために、自制を求める国連事務総長の呼びかけを繰り返します。また、紛争に関わるすべての勢力に対し、子どもたちを守るための法的かつ道徳的な義務があることを訴えます。

■参考情報:イスラエル人少年3名の殺害について (2014年6月30日 ニューヨーク発)

ユニセフは、ヨルダン川西岸でイスラエル人少年3名が誘拐され、殺害されたことを強く非難します。ユニセフは、国連事務総長とともに、少年たちのご家族に深い哀悼の意を表します。

こうした暴力は、まさに悲劇です。そして、イスラエル、パレスチナ双方の子どもたちにとって、憎悪を植え付ける以外の何物でもありません。

これらの出来事が、更なる暴力の引き金とならないことを望んでいます。ユニセフは、すべての勢力に対し、最大限の自制とパレスチナとイスラエル双方の子どもたちを守るために全力を尽くすことを求めます。

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