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公益財団法人日本ユニセフ協会

ガザ地区・イスラエル
子どもの殺害を受けての声明
ガザ:戦闘による子どもの死者480名に

【2014年8月23日 ニューヨーク発】

停戦中に空爆で破壊された自宅を訪れ、必要な荷物をがれきの中から探す女の子。(ガザ)
© UNICEF/NYHQ2014-1124/El Baba
停戦中に空爆で破壊された自宅を訪れ、必要な荷物をがれきの中から探す女の子。(ガザ)

8月22日にロケット弾攻撃でイスラエルの4歳の子どもが、また23日朝にはガザへの空爆でパレスチナの子ども2名が死亡しました。ガザでは、この1カ月で攻撃により、パレスチナの子ども478名が殺害されています(注釈:パレスチナの子どもの死者は計480名に)。双方における子どもたちの死亡は、この紛争で双方の子どもとその家族が被っている悲劇の何よりの証拠です。

子どもたちはなんら自分たちに責任のない戦禍を耐えています。戦闘は、子どもたちに苦難を与えるばかりでなく、子どもたちの保健や教育、保護、福祉に必要なインフラに壊滅的な被害を及ぼしています。

ユニセフは改めて、戦闘に関わるすべての勢力に対し、市民、特に国際法上求められている子どもたちの保護と再停戦を求めます。再停戦が実現すれば、これ以上命は失われず、人道支援機関はガザでの支援活動を拡大できます。

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