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ユニセフ、過去最大量の緊急物資
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© UNICEF/NYHQ2014-1300/Jallanzo |
エボラ出血熱の支援のために空輸された緊急支援物資(リベリア) |
この8月、ユニセフはその歴史上、1カ月では過去最大量となる緊急支援物資を供給。世界各地の人道危機にある子どもたちに1,000トンの支援物資を届けました。貨物用ジャンボ機19便分に相当する量となります。
ユニセフ・物資供給輸送オペレーション部 部長のシャネル・ホールは「ユニセフは、同時に複数の異なる国々での大規模なニーズに対し、幅広く物資供給を展開しています。支援を必要としている子どもたちにこれらの支援物資を届け続けるには、人道支援回廊を確保することが不可欠です」と述べました。
イラクの戦闘や西アフリカでのエボラ出血熱への対応拡大を見越し、ユニセフは、できうる限りのチャーター・フライトを確保していました。デンマークのコペンハーゲンにある物資供給センターからは、27日間で支援物資を積んだ緊急貨物便33便が飛び立ちました。
© UNICEF/NYHQ2014-0819/Khuzaie |
避難を強いられている人たちのために届けられた、毛布や水と衛生の緊急支援物資(イラク) |
以下、物資が輸送された国と供給された物資の概要です。
© UNICEF/NYHQ2013-1288/Terdjman |
すぐに口にできる栄養治療食を食べる子ども(中央アフリカ共和国) |
ホール部長は「大規模な人道危機がいくつも起きていますが、常に子どもを最優先に考えねばなりません。ユニセフは、子どもたちのために活動しています。ユニセフは子どもたちが支援を必要とする限り、迅速な、そして複雑で幅広い物資の供給を続けていきます」と述べています。
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