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公益財団法人日本ユニセフ協会

イエメン・モスク攻撃
ユニセフ、強い非難を表明
子ども13人が死亡、子どもを巻き込む攻撃は増加の一途

【2015年3月21日 サヌア(イエメン)発】

イエメンの女の子。
©  UNICEF/NYHQ2010-2949/Lopez
イエメンの女の子。※記事との直接の関係はありません

ユニセフ(国連児童基金)は、少なくとも13人の子どもの命を奪い、子ども19人を負傷させた、3月20日のサヌアのモスクへの攻撃を強く非難します。この攻撃により、少なくとも137人が死亡、300人以上が負傷しました。

子どもを巻き込む攻撃が増加

ユニセフは、紛争下で子どもの権利の重大な侵害が増え続けていることに、強い懸念を抱いています。2014年に、子どもが死亡あるいは重傷を負うケースは40%、徴用される18歳未満の子どもは47%、そして学校や病院を標的にした攻撃は100%の割合で増加しました。

ユニセフは紛争の当事者たちに対し、民間人の住居区域、特に学校や病院などを攻撃対象から除外することや、子どもの徴用・利用の停止を繰り返し呼びかけ、また国際人権法並びに国際人道法に則り、いかなるときも子どもたちは守られなければならないことを繰り返し訴えます。

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