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イエメン危機
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© UNICEF Yemen/2010/Sveinn Gudmarsson |
イエメンの男の子。 |
ユニセフは、イエメンでのこの1週間の戦闘で、少なくとも62人の子どもが命を落とし、30人が負傷したと発表しました。戦闘は保健や教育といった基本的な社会サービスを破壊し、家を追われ、暴力にさらされた子どもたちは、恐怖におびえています。
「子どもたちをなんとしても守らなくてはなりません。紛争の当事者たちは、自分たちの力の及ぶあらゆる手段を講じて、子どもたちの安全を守るべきです」と、ユニセフ・イエメン事務所代表のジュリアン・ハーネスが話しました。
拡大する暴力と加速する人道危機は、広範囲な食糧危機、重度の急性栄養不良、子どもの紛争への徴用拡大などを伴って、すでに不安定だったこの国の子どもたちの状況をさらに悪化させています。
ユニセフはイエメン国内外のパートナー団体とともに、被害を受けている子どもたちへ、水、保健、衛生分野での支援のほか、ワクチンの供給、栄養支援、心のケアや地雷教育のためのプログラムなどの支援を継続しています。
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■イエメン基礎情報
出典:世界子供白書2015
■イエメン人道支援情報
出典:ユニセフ『人道支援報告書』2015年1月29日発表
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