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公益財団法人日本ユニセフ協会

ミャンマーの全土停戦合意を歓迎
子どもたちにとって前進の足がかりに
ユニセフ声明

【2015年3月31日 ニューヨーク発】

ミャンマーの子どもと母親(記事とは直接関係ありません)
©  UNICEF Myanmar
ミャンマーの子どもと母親(記事とは直接関係ありません)

ミャンマー政府と16の少数民族武装組織の代表が全土停戦の合意に至ったことは、 世界でも最も長きにわたる内戦に苦しんできたミャンマーの子どもたちにとって、 喜ばしいニュースです。

内戦により、予防接種や教育などの基礎サービスは崩壊し、子どもたちの健全な心身の発達が損なわれ、武力紛争の中で兵士として使われたり人身売買の被害にあうリスクが高まったことにより、何百万人もの子どもたちの生活が脅かされました。

全土停戦合意は、ミャンマーの最も弱い立場にいる子どもたちにとって、新しい時代の幕開けとなるかもしれません。それは例えば、自分たちの民族の言葉で質の高い教育を受けられ、武力紛争に巻き込まれて子ども時代を失うことがない時代です。

ユニセフはミャンマーの子どもたちのために、すべての当事者とともにこの機会を活かし、活動を続けていきます。

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