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ブルンジ 武力衝突
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© UNICEF Tanzania/2015/Mori |
タンザニアに到着するブルンジ難民たち。 |
ブルンジでの武力衝突によって、10万人もの人々が隣国のタンザニア、ルワンダ、コンゴ民主共和国へ逃れています。その大半が女性と子どもたちです。ブルンジ国内では政情不安が続き、難民の数は更に増えるとみられています。
ユニセフの東部・南部アフリカ地域事務所代表のレイラ・パカラはこう話しています。「国境に辿り着いた子どもたちの多くは健康状態が悪く、親と離れ離れになるなどして同伴するおとながいない状態です。彼らを至急保護し、避難所、食べ物、保健サービスなどを提供しなくてはなりません」
タンザニアやコンゴ民主共和国のトランジット・センターで入国を待っている人々は、衛生状態や生活環境が非常に悪い中での待機を余儀なくされており、特にコレラなどの病気の発生が危惧されています。ユニセフは、こうした地域の衛生状況を改善し、浄水剤やバケツなどの衛生用品を提供する支援を行っています。
また、難民となった子どもの多くが特別な保護を必要としていることを受け、ユニセフは保護者のいない子どもたちを登録し、ケアする支援も始めています。
ユニセフは影響を受けている国々すべてで、基礎保健ケア、栄養、水、衛生、子どもの保護、教育の分野で支援活動を展開しています。難民が増え続けているなか、命を守る人道支援の拡大が急務です。
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