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ラグビーW杯2015開幕
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ラグビーワールドカップ2015が本日開幕。これにあわせ、ユニセフ(国連児童基金)は、親善大使であるラグビー・ニュージーランド代表のオールブラックスが出演する公共CMを、開催地イングランドをはじめ全世界に公開します。日本でも都内を中心に15カ所の屋外ビジョンで、20日から順次放映される予定です。
「自分より強い誰かのために」というメッセージで始まる30秒のユニセフ公共CMでは、オールブラックスの選手3名が、危機下に置かれても、困難に負けず希望を持って生きる世界の子どもたちを「自分たちより強く勇敢」とし、危機下に置かれた子どもたちへの支援を呼びかけています。
現在、世界で実際に起きている危機の多くが、人々から忘れ去られ、あるいはほとんど気にも留められていません。昨年12月にユニセフが発表したデータによると、紛争の影響のある国や地域で暮らす子どもは、世界で2億3,000万人。紛争5年目に突入し終息の見通しも立っていないシリア危機をはじめ、アフガニスタン、ソマリア、スーダン、イエメンなどで長きにわたって続く危機は、多くの若者や子どもたちの命とその未来を奪っています。
また今年に入ってからも大規模な自然災害が各地で発生し、被災した子どもたちが危機に晒されています。4月と5月に相次いで発生したネパール大地震や、7月にミャンマーで起きた洪水、3月にバヌアツを襲ったサイクロンなどによって、危機に晒された子どもたちの姿は、一時的に関心が寄せられても、その後の時間の経過とともに忘れ去られてしまうことも多くあります。
ユニセフとユニセフ親善大使のオールブラックスは、この公共CMを通し、紛争や自然災害などの緊急事態は今も世界各地で起きており、そこには必死で生きようとしている子どもたちがいることを伝え、危機に晒された子どもたちへの支援を世界中に呼びかけます。
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※今公共CMには、Sonny Bill Williams、 Charles Piutau 、Tawera Kerr-Barlowの3選手(敬称略)が出演しています。
※2014年6月、ユニセフはニュージーランド・ラグビー協会との国際パートナーシップ締結を発表し、「オールブラックス(All Blacks)」の愛称で世界的に知られるニュージーランド代表ラグビーチームを、ユニセフ親善大使に任命しました。
※15カ所の屋外ビジョンについて:新宿や渋谷などの都内の他、大阪や仙台などでも放映予定です。