【2019年5月24日 東京発】
2019年、子どもの権利条約は採択から30周年を迎えます。ユニセフ(国連児童基金)は、この機会に、さらに多くの子どもたちに条約について知って、考えてもらえるよう、世界中で、それぞれの条文に適したアイコンを選ぶための、オンラインアンケートを実施しています。
子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)は、1989年11月20日に国連で採択され、本年30周年を迎えます。現在では、この条約の締約国・地域は196に上り、世界でもっとも広く受け入れられている条約の一つです。この30年の間に、多くの国が子どもに関する法律や政策を改め予算を増やし、多くの子どもが学校に通えるようになり、5歳未満で命を落とす子どもの数は半減。性的搾取等の課題に国際社会が一丸となって取り組む原動力となるなど、条約は世界の子どもの状況の改善に、大きな役割を果たして来ました。しかし、多くの子どもがいまだに貧困や差別の中に生き、暴力や紛争に苦しみ、また、インターネットがもたらすリスクや移民難民の問題など、新たな課題も生まれています。
ユニセフは、子どもの権利条約の中で、条約の実施に関する役割を与えられている機関です。世界中ですべての子どもが、同条約で保障された権利を享受できるよう活動しています。条約採択30周年の今年、ユニセフはあらためて、子どもの権利の実現のための取り組みを加速させるよう呼びかけています。
「みんなで子どもの権利条約のアイコンを選ぼう!」アンケートは、日本語を含む11の言語に翻訳され、世界各国で同時に行われています。本アンケートで選ばれたアイコンは、今後ユニセフが子どもの権利条約について発信する様々な場面で使われます。アンケートは、子どもだけではなく、どなたでもご参加いただけます。
ぜひ、あなたが良いと思うアイコンに投票してください!
「子どもの権利条約」の条文それぞれに3つの候補アイコンが提示されています。その中から、条文の内容を最もよく表していると思うものを1つ選んでクリックします。すべてに回答いただかなくてもかまいません。
■ アンケートに答える(アイコンを選ぶ) (外部サイトにつながります)
■ 回答締め切り : 6月14日(金)
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