2022年5月19日東京発
アニメ制作会社の株式会社手塚プロダクションの皆さまが5月16日にユニセフハウスを訪問。同社よりウクライナ緊急募金の贈呈が行われました。
この協力は、生前、子ども向けの出版物に拘った執筆を続け、常に未来を担う子どもたちにメッセージを発信し続けていた手塚治虫氏の想いを提唱する同社のプロジェクト「From the Fragments of Tezuka Osamu(手塚治虫のかけらたちより)」により実施されたものです。
今回、手塚治虫氏の代表的な漫画原稿「鉄腕アトム」「火の鳥」「ブラック・ジャック」を題材に使用した公式デジタルアートを非代替性トークン(NFT)としてオークションならびに販売し、その純売り上げの10%にあたる952万5,455円が、ウクライナとその周辺国の子どもたちと家族へのユニセフ緊急支援活動に寄付されました。
(株)手塚プロダクション 公式NFTプロジェクト「From the Fragments of Tezuka Osamu (手塚治虫のかけらたちより)」はこちら
手塚治虫氏の想いを継承、子どもたちへの寄付に
贈呈式では、日本ユニセフ協会の早水専務理事がご協力に謝意をお伝えすると、同社より「生前、手塚治虫は常に子どもたちのために漫画を描くことにこだわり続けていました。また戦争批判や自然の大切さ、生命の尊さなどを常に漫画を通して発信をし続けました。私たち手塚プロダクションは、その意を継承し、『特にこの紛争やコロナ禍において皺寄せがいっている子どもたちに何かができないか?手塚治虫ならどうしているだろう?』を考え、今回、寄付を決めました。」と力強いお言葉をいただきました。