2023年3月6日東京発
巨大地震の発生から1カ月。トルコで支援を必要とする子どもの数は250万人、またシリアでは370万人の子どもが被災しており、両国で地震の影響を受けた子どもは何百万人もいます。大きな被害を受けたトルコ南東部とシリア北部では命を守る緊急支援活動が続けられており、学校の再開もままならない状況が続いています。
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、ドイツのプロサッカーリーグ、ブンデスリーガで活躍中の長谷部誠 日本ユニセフ協会大使から届いた、継続的なご支援を訴えるビデオメッセージを公開いたしました。
“トルコ・シリア国境付近での地震から、1カ月が経ちました。
皆さんもニュースなどで目にする機会も、だんだんと減ってきていると思います。
しかし、現地では、いまだに非常に厳しい環境に置かれている被災者の方が、多くいらっしゃいます。
中でも、学校に行けなくなってしまった子どもたち。家族を失ってしまった子どもたち。
本当に厳しい環境で暮らしている子どもたちが、多くいます。
僕自身も、そんな子どもたちに思いをはせながら、今の自分に何ができるか、日々考えています。
ぜひ、日本の皆さんにも、あたたかいご支援をお願いしたいです。
これからも、引き続き、ユニセフの活動へのサポートを、よろしくお願いします”
ユニセフ「自然災害緊急募金」ご協力のお願い
地震や津波、洪水、台風やサイクロン、干ばつなどの自然災害に苦しむ子どもたちのために、ユニセフは緊急支援を行っています。その活動を支えるため、(公財)日本ユニセフ協会は、ユニセフ「自然災害緊急募金」を受け付けております。トルコ・シリア国境で発生した地震の影響を受けた子どもを含む、最も支援を必要としている子どもたちとその家族に支援を届けるため、ご協力をお願い申し上げます。
お寄せいただいたご寄付は、被災した子どもと家族が1日でも早く日常生活を取り戻せるように、安全な飲み水や衛生用品等の緊急支援物資の提供、教育の再開支援、子どもの心理社会的サポートなど、ユニセフが被災地で行う緊急・復興支援活動に役立てられます。