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『ユニセフ年次報告2005』(日本語版)が発行されましたユニセフの2005年度(2005年1月1日〜12月31日)の活動と収支報告をまとめた『ユニセフ年次報告2005』(日本語版)が発行されました。日本、そして世界中のユニセフ・サポーターの皆様からのご支援に支えられ、ユニセフは2005年度も、世界の子どもの権利実現のために多くの活動に取り組むことができました。皆様からのご支援に改めて御礼申し上げます。 活動報告2005年、ユニセフは157の国と地域で子どもとその家族のために数々の支援事業を実施してきました。これらの活動は、ミレニアム開発目標とその礎となるミレニアム宣言達成のために —子どもの命を守り、母親や家族を支援し、子どもが学校に通って勉強を続けられるように支援するとともに、HIV/エイズやマラリアなどの病気と闘い、餓えと貧困を減らすために— さまざまなパートナーとともに取り組んできたものです。 子どもたちの生活を改善し、ミレニアム開発目標を達成するために緊急に行動を起こす必要があることに変わりはありません。ですが、2005年の活動がもたらした主要な成果は、今後ユニセフとそのパートナーが進むべき道筋を指し示しています。『ユニセフ年次報告2005』ではこれらの活動の成果の概要をご報告しています。 収支報告ユニセフの収入はすべて任意拠出によって支えられています。2005年度の総収入は前年に比べて40%近く増加し、27億6,200万米ドルにのぼりました。これは主として、スマトラ沖地震・津波やパキスタン地震などの緊急事態に対する民間部門からの拠出が大幅に増加したことによるものです。2005年、民間部門からの拠出はユニセフの全収入の38%を占めました。 2005年の総支出は前年に比べて37%増加し、21億9,700万米ドルとなりました。プログラム支援費の中でもっとも支出割合が大きかったのは乳幼児総合ケアで、38%を占めました。また、地域別に見ると、もっとも多くの予算が配分されたのはサハラ以南のアフリカで、プログラム支出総計の45%を占めました。 ■ユニセフの収入の内訳(2005年)合計27億6,200万米ドル ■優先課題別支出割合■地域別支出割合
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