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ユニセフ協会からのお知らせ

グッチ 2006年 ホリデー・キャンペーン
HIV/エイズによって困難な状況に置かれている子どもたちへの支援

グッチは、2005年に引き続き、今年のホリデー・シーズンでも、HIV/エイズによって親を失ったり、自身がHIVに感染しているなど、弱い立場に立たされている子どもたちを支援するユニセフのプログラムを支援します。 このキャンペーンは、グッチの歴史の中でも、最大規模の社会貢献キャンペーンであり、今年度は、アフリカ・モザンビークで実施されるユニセフのプログラムを支援します。また、今年度のこの支援プロジェクトの世界代表として、アカデミー賞主演賞女優であるジェニファー・コネリーさんが務めます。

キャンペーンは、2006年11月21日から12月31日までの間、ヨーロッパ、アメリカ、日本など、世界約200店舗のグッチ・ショップで実施され、クリエイティブ・ディレクターのフリーダ・ジャンニーニ氏が特別にデザインしたユニークなコレクションが展開されます。

対象となるアイテム15点の売上の20パーセントがユニセフの支援プロジェクトに寄付され、HIV/エイズによって困難な状況にある子どもたちのために実施される教育、保健、栄養、保護の各分野の支援事業に役立てられます。 (対象となるアイテムは、グッチのショップにてご確認ください。)

 

モザンビークの子どもたちを取り巻く状況

  • © UNICEF/Mozambique/Pirozzi/2004
    80万人以上、すわなち国民の4%以上が食糧を手に入れるのが困難な状況です。 5歳未満児の約40パーセントは慢性的な栄養不良により発育が阻害されています。長期に渡る干ばつにより、いくつもの地域の農耕地が被害を受けています。
  • HIV有病率が上昇しています。15〜49才の成人のうち、12.2%がHIV/エイズとともに生きていると想定されます。また9万人以上の15歳未満児も同じ状況にあり、治療を受けるべき子どもの3%以下しか抗レトロウィルス薬による治療を受けられません。
  • モザンビークの子どものうち約150万人が、孤児となっています。また、約47万人の子どもは、エイズによって両親のどちらか、もしくは両親二人ともを失っています。
  • 研修を受けた医療スタッフが不足しており、基本的な保健サービスへのアクセスが確保されているのは、国民の40%未満にすぎません。
  • 人口の40%強の住民しか、安全な水を手に入れることができません。干ばつがあるため、多くの人々が貯めておいた水を使用していますが、その結果、コレラと下痢の発生が増加しています。
  • マラリアや急性呼吸器感染症、下痢、そのほかワクチンによって予防できる病気によって、多くの子どもたちが命を奪われています。
  • 初等教育の就学率は、男女ともに上昇しているものの、半数の子どもたちは5年生を修了する前に、様々な理由で、退学しています。
  • 【参考】ユニセフ・モザンビークのサイトはこちら
 

「子どもとエイズ」世界キャンペーン

現在、毎日、15歳未満の子ども1400人が、エイズに関係のある病気で命を失っています。ユニセフでは、2005年10月25日より、「子どもたちのためにエイズと闘おう」をスローガンに、「子どもとエイズ」世界キャンペーンをスタート、子どもたちへの理解と支援を求めています。

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