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ユニセフ親善大使 ユッスー・ンドゥール氏も参加 日本のアニメがアジア・アフリカでエイズ啓発活動をサポート
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アフリカのある美しい村で、幸せに暮らしていた少女の家族をエイズが襲います。ひとりぼっちになった少女は、村人からも疎まれ、生きる希望を失ってしまいます。そこへ、陽気な一団が現れ、少女を励まし、エイズに偏見を持つ村人たちに一人の女性を引き合わせます。HIVに感染しても強く生きる彼女の話を聞いた村人たちは、少女への態度やエイズへの偏見を改め、少女は、エイズに負けずに生き抜こうと決意します。
※ストーリーは、ケニア西部の実情に基づいています。
Unite for Children, Unite Against AIDS (子どもたちのためにエイズと闘おう!) のメッセージが、世界各国、特にアフリカの人々の心に直接響くよう、HBF(放送文化基金)の助成を得て、『Never Give Up』は様々な言語に吹き替えられています。HIV/エイズの脅威が拡大を見せる中、今後、さらに多くの言語版の制作を検討中です。
《2007年2月1日現在》
英語、フランス語、ポルトガル語、スワヒリ語(ケニア、タンザニアなど)、ルオー語(ケニア西部)、チェワ語(マラウィ全域、ザンビアの一部)、ショナ語(ジンバブエ)、アムハラ語(エチオピア)、ウォロフ語(セネガル)、中国語
アジア・アフリカの各地で、『NEVER GIVE UP』の放映が始まっています。アフリカでは、アフリカ放送連合(URTNA)が、加盟各国の放送局に『NEVER GIVE UP』を紹介。ジンバブエのNational AIDS Councilや、ケニアのChristian Health Association of Kenya (CHAK)からも、全国の活動でこのアニメを使いたいとの希望が届いています。ケニア西部で活動するNGO「少年ケニアの友」が「HIV/AIDS感染防止教育事業」の一環として学校などで巡回上映するなど、草の根レベルでの活用も始まっています。また、北京、桂林、広州の3都市で開催された「中国ハイビジョン映像祭」で上映され、パプア・ニューギニアとインドネシアのTV局でも放映されるなど、アジアの人々も『NEVER GIVE UP』を目にし始めました。
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毎日、15歳未満の子ども1400人が、エイズに関係のある病気で命を失っています。ユニセフは、2005年10月25日、「Unite for Children. Unite Against AIDS: 子どもたちのためにエイズと闘おう」をスローガンに、「子どもとエイズ」世界キャンペーンをスタート。HIV/エイズによって直接・間接的な被害を受けている子どもたちへの理解と支援を求めています。