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ユニセフ協会からのお知らせ

写真展「EYE SEE III〜子どもたちが見たもの〜」 全国巡回展スタート

【2008年8月15日 発】

貧しくて厳しい環境のなかで、泣いている子ども
©UNICEF/Rwanda2007/Jean Claude Mutabazi
「貧しくて厳しい環境のなかで、泣いている子どもを撮ったんだ。」ジーン・クロード・ムタバジ(14歳)ルワンダ

アフリカのリベリアとルワンダの子どもたちが、自分の身の回りの問題や日常生活を写真とメッセージで表現した作品を展示する写真展「EYE SEE III 〜子どもたちが見たもの〜」を、今春の東京・横浜での開催に続き、熊本、福岡、宮崎、高知、広島、大阪、岩手の全国7都市で、8月18日(月)〜10月19日(日)までの期間、順次開催いたします。 »スケジュール詳細

リベリアとルワンダは、長く続いた内戦は終結したものの、国はまだ回復に苦闘し、困窮する人びとが多く残されています。人びとの基本的なニーズである、清潔で安全な水、衛生設備、医療、貧困、マラリアなど様々な課題を抱えており、両国とも、子どもの生存や発達が最も厳しい国の一つとしてあげられています。

プロジェクトに参加した40人の子どもたちは、プロの写真家による5日間の技術講習を受けた後、「貧困」、「マラリア予防」、「子どもの遊ぶ権利」、「環境」という4つのテーマで写真撮影をしました。

8歳の女の子。
©UNICEF/Liberia2007/Mena Hollawanger
「彼女は8歳。1年間も病気で、学校に行くお金もないんだ。」メナ・ホラワンガー(9歳)リベリア
子どもたちが遊ぶ権利を楽しんでいるところ
©UNICEF/Rwanda2007/Lucien Megusha
「ぼくたちは、子どもたちが遊ぶ権利を楽しんでいるところを撮りたいと思っていたんだ」ルシエン・メグシャ(11歳)ルワンダ

子どもたちの目がとらえた写真には、驚くほどたくさんのメッセージがこめられています。 お近くで開催の際は、ぜひ、写真展へお越しいただき、みなさまの目で子どもたちのメッセージを受け止めてください。

<展示内容>
◆ リベリア、ルワンダの子どもたちが撮影した写真とメッセージ(パネル・スライド)
◆ リベリアでの写真家による技術講習、撮影時の映像
◆ リベリアの子どもたちが描いた絵
◆ 現地で使われている蚊帳
◆ メッセージ書き込み専用パソコン

*ご来場された方は、「EYE SEE Ⅲフォトワークブック」をお持ち帰りいただけます。ご家庭や学校などで、子どもたちの写真を通じたメッセージについて考えるきっかけとして、ご活用ください。
*今回の写真展の開催は、ソニー株式会社とイオンモール株式会社のご協力で実現しました。


ユニセフ EYE SEEプロジェクト

写真撮影を通じ、子どもたちが表現する力を養い、「子どもの目」で見た世界を周りの人びとに伝え、社会の参加を促すことを目的としたユニセフの写真プロジェクトです。

★アフリカ特集 EYE SEE IIIページ »

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