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FCバルセロナ ユニセフの「子どもとエイズ世界キャンペーン」を支援【2008年12月1日 ニューヨーク発】
12月1日、「世界エイズデー」に国連で行われた、最新の報告書『Children and AIDS: Third stocktaking report(子どもとエイズ:第3次レポート)』の発表会見に、FCバルセロナのホアン・ラポルタ会長も招かれ、「子どもとエイズ」の問題について訴えました。 本報告書『Children and AIDS: Third stocktaking report』は、ユニセフ、WHO(世界保健機関)、UNAIDS(国連合同エイズ計画)、UNFPA(国連人口基金)によりまとめられ、世界エイズデーに合わせて発表されたものです。 この報告書では、「Unite for Children, Unite against AIDS(子どもたちのためにエイズと闘おう)」というスローガンのもとで実施されているユニセフの「子どもとエイズ世界キャンペーン」の重点項目ごとに、HIV/エイズに関する世界最新の数値と調査結果が発表されています。 HIV/エイズに対する支援 アン・ベネマン ユニセフ事務局長は、HIV陽性の新生児でも、生後12週間のうちに治療を開始すれば、生存率は、約75パーセントも高めることができる、と指摘しました。 FCバルセロナは、マラウイ、アンゴラ、スワジランドのHIV/エイズ撲滅活動支援のために、ユニセフに対して5年間にわたって、合計1,000万ドル(約10億円あまり) を提供します。 「FCバルセロナは、ユニセフを通して社会に貢献しています。」ホアン・ラポルタFCバルセロナ会長は話しました。 CSR=企業の社会的責任 ユニセフとFCバルセロナのパートナーシップは、HIV/エイズの影響を受けている困難な状況に置かれている子どもたちのために共同で事業を展開するとういことで、2006年に開始されました。 FCバルセロナは、クラブの経常利益の0.7パーセントを寄付することを約束しました。 「私たちは、企業の社会的責任を果たし、国連のミレニアム開発目標達成のために、支援することを決めました」と、ラポルタ会長。「社会的責任を発展させることにおいて、世界のサッカークラブの中で、先駆者となりました。私たちは、他のサッカークラブの模範となりたいと思っています。」 困難な状況にある子どもたちへの支援 FCバルセロナによる支援の恩恵を受けた最初の国は、スワジランドです。ユニセフは、最近、HIV母子感染の予防と共に、乳児のHIV早期診断および治療を行っています。 ユニセフとFCバルセロナのパートナーシップにより、病院への医療器具の導入、スタッフ研修が行われ、困難な立場にある1000人以上の子どもたち——特に農村部の孤児たち——を支援する23の新しいコミュニティ・サポート・センターが設置されています。 最近、このパートナーシップの支援は、マラウイとアンゴラへと活動が拡大されました。マラウイでのプロジェクトでは、主にエイズによる影響を受けて、困難な状況に置かれている孤児と子どもたちが支援される予定です。 アンゴラでは、若者に、エイズの拡大予防を呼びかける啓発ツールとしてスポーツを利用することになっています。 ユニセフとFCバルセロナの新しい公共CM
『Children and AIDS: Third stocktaking report(子どもとエイズ:第3次レポート)』PDFダウンロードはこちら
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