メニューをスキップ 財団法人日本ユニセフ協会
HOME > 協会からのお知らせ
外国コインで子どもたちの命と未来を守ろう!−成田空港、外国コイン募金の回収活動報告
【2009年8月6日 東京発】

海外から持ち帰った外国のコインを、世界の子どもたちのために役立てる、「ユニセフ外国コイン募金」。その募金箱が、国内の主要国際空港の税関検査場にあることをご存知ですか?

この募金箱に集められたコイン。実は企業の方々のボランティアによって集められています。成田空港で行われた回収のご報告を通じて、この地道なボランティア活動をご紹介します。


ユニセフ外国コイン募金実行委員会各社(三井住友銀行・日本航空・日本通運・毎日新聞社・JTB)のご協力で、
外国のコインをユニセフの活動資金にする取り組みを1992年から続けています。

外国コイン募金箱は国内の主要国際空港(成田、関西、名古屋(中部)、福岡、千歳、仙台、広島)に設置されています。
帰国時に、ぜひ、ユニセフ外国コイン募金にご協力ください!

2009年8月6日(木)  成田空港第1・第2ターミナルで、外国コイン募金の一斉回収を実施
第1ターミナル

第1ターミナルでは、北ウイングをJTB、南ウイングを全日本空輸が回収を担当しています。回収に関わってくださった方々に、回収の様子をうかがいました。

北ウイング

「募金箱には外国のコインと紙幣が混ざって入っているので、気をつけて扱わないと紙幣がちぎれてしまいます。初めてコインの回収をしたときは、紙幣が切れてしまわないか、とても緊張しました。
 回収作業は、冬場でも汗をかくほどで、時間と人手が必要なものですが、この回収作業を通じて、世界の子どもたちの命を守ることができると思うと、嬉しくなりますね。」 
       (JTB成田空港事務所 網中 里美さん)



「この日、北ウイングでは、今日の回収で22袋集まりました。景気の悪化で旅行者の数が減っている中でも、いつもとほぼ同じ量のコインが集められました。」と語るのは、JTB成田空港事務所 安田 明さん。



多くの方々が、海外旅行の思い出とともに持ち帰られたコインが、この募金箱に入れられます。ご協力された方々の善意のこもったコインを、JTB成田空港事務所の方々がボランティアで年4回回収しています。
 ユニセフ外国コイン募金の活動が、多くの方々のご協力に支えられています。そのことが、このコインを入れた袋の山から伝わってきます。


南ウイング

「いつも回収する度に思うのですが、本当にたくさんの国々から、色々な種類のコインが集まってきますね。
 まるで、コインの博物館を見ているような気持ちになります。コインの回収は楽な作業ではありませんが、コインのデザインなどを見て楽しんだり、その作りに感心したりしながら、世界の子どもたちのためにコイン回収に取り組んでいます。」
  (ANAエアサービス東京 中島 詩歩里さん)


南ウイングでは、16袋集まりました。  成田空港の南ウイング完成直後から、「どうして南ウイングには募金箱がないのですか?」というたくさんの問い合わせがありました。  それに応える形で、募金箱を設置してほぼ2年。認知度も上がり、ANA成田空港支店・ANAエアサービス東京の方々が集める量も、北ウイングに迫る量になりました。

第2ターミナル

ユニセフへの様々な支援活動を展開する日本航空は、第2ターミナル全体のコイン回収を担当しています。年に4回、外国のコインを募金箱から取り出して、袋につめて、日本ユニセフ協会まで発送する作業にご協力いただいています。

外国コインを募金箱から取り出す作業は、とても重労働です。一袋10kg近くにもなる外国コインが入った袋が、今回の回収で34袋も集まりました。作業の様子を取材しました。


© JAL

「日本航空では、機内募金”Change for Good”も実施しており、国際線の機内で外国コインの募金を受け付けています。
 今回、初めて空港での外国コイン回収に参加しました。これだけ多くのコインが集まっているのに驚きました。また、多くの方々が募金されていることを知り、心があたたまりました。」
(日本航空 客室乗務員 金 美江さん)


© JAL


「コインを募金箱から回収する時には、この募金が子どもたちの命を守る活動や国際協力につながるということを実感します。  これからも、多くの方々が募金に協力してくださるといいですね。」(JALスカイサービス 塚本 奈津子さん)



© JAL © JAL © JAL

募金箱からコインを少しずつ取り出して、コイン運搬用の丈夫な袋に詰めます。運搬中にこぼれないよう、一つひとつ封をしていきます。帰国されたお客様のご迷惑にならないよう、気を配りながらの回収作業は、1時間近く続きました。
 コイン回収のボランティアは、力だけでなく、気遣いも必要。日ごろからお客様を大切にする仕事をされている日本航空の手腕が、ここでも発揮されていました。

※JALグループは、航空会社の特性を活かし、ユニセフの活動への様々な
支援を展開しています。 くわしくはこちら≫

機内でもご協力いただけます
Change for Good
機内募金“Change for Good”

日本航空の国際線(コードシェア便を除く全路線)および全日本空輸の国際線(3路線)では、ユニセフ外国コイン募金へのご協力を呼びかけています。機内に用意されている封筒(写真参照)に入れて、客室乗務員にお渡しください。

日本航空では、国際線全路線で
機内募金“Change for Good”を実施中です!

●ユニセフ外国コイン募金へのご協力方法についてはこちらをご覧ください。
◆お問い合わせ
 日本ユニセフ協会 外国コイン係
 TEL:03−5789−2013 FAX:03−5789−2033 E-mail:webbokin@unicef.or.jp

トップページへ先頭に戻る