子どもの性的搾取コードプロジェクト(「子ども買春防止のための旅行・観光業界行動倫理規範」) 第1期:1998年〜コードプロジェクトは、海外観光地における子ども買春の根絶を目的とした旅行・観光業界のための倫理規範として、ECPATスウェーデン主導のもと、世界観光機関(WTO)と北欧の旅行業界の協力を得て、1998年に作られました。その後、ユニセフや欧州委員会(EC)からの支援を受け世界的に拡大しました(2011年末時点で1000を超える企業・団体が参加)。 国内では、2005年3月にコードプロジェクト発足式を行い、コードプロジェクト推進協議会を設置、国内の企業によるプロジェクト実施のサポートをしてまいりました。日本におけるコードプロジェクトは、アジアにおける最初の大きな取り組みとして実施され、80社を超える企業にご参加いただきました。 第2期:2012年〜2012年に、より業界主導の事業への転換と事業の持続性の確保をめざしたコードプロジェクトの5カ年戦略が策定され、その後体制改革が進められました。新たな戦略は、(1)会員による6つの行動倫理規範実施の強化、(2)旅行・観光に関わるすべての業種への拡大、(3)国際機関等のドナーに依存しない持続性の確保と会費制の導入、を柱としています。 現在は、新体制のもとで、旅行・観光における子どもの性的搾取根絶のための取り組みが続けられており、欧米の主要企業を含む220社以上が会員となっています(2014年末時点)。
コードプロジェクト事務局によれば、会員になるメリットには以下のようなものがあります。
■参加申し込みについてコードプロジェクトホームページより、直接お申込みいただきますようお願いいたします。 年会費は、参加企業の年間総売上額から算出して、4段階に設定されています。詳しくはHPでご確認ください。 2015年1月、日本旅行業協会(JATA)とコードプロジェクトの間で覚書が調印され、JATAの正会員の企業が加盟する場合は、その会費が会員割引となります。JATAの正会員の企業の方は、こちらの専用ページからお申込みください。 また、PATAの会員向けにも同様の制度がございますので、会員の方は、こちらからお申込みください。 なお、以前に「署名企業」としてご参加いただいていた企業の皆さまにも、継続参加のためには、あらためて申し込みをしていただく必要があります。 |