中央アフリカ共和国:
3名の援助スタッフを含む、22名の民間人が死亡
ユニセフ、医療施設への襲撃を非難
【2014年4月29日 ダカール(セネガル)/バンギ(中央アフリカ共和国)発】
ユニセフ西部・中部アフリカ地域事務所代表マヌエル•フォンテーヌは、中央アフリカ共和国の医療施設への襲撃に対し、以下の声明を発表しました。
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4月26日土曜日、中央アフリカ共和国の北部の町ボギラで医療施設が襲撃を受け、国境なき医師団(MSF)の援助スタッフ3名を含む22名の民間人が殺害されたことに対し、ユニセフは遺憾の意を表明します。
医療施設やスタッフに対する攻撃は、最も支援を必要とする人々に対する必要不可欠な支援活動を妨げ、健康に生きるための子どもの権利に対する重大な侵害です。
中央アフリカ共和国の紛争に関わるすべての当事者に対し、中立な人道支援機関として、また、子どもたちや負傷者、病人の治療のための安全な避難場所として、すべての医療施設を尊重するように訴えます。
国境なき医師団のスタッフへの攻撃は、たとえどんな危険な状況であっても、中央アフリカ共和国や世界中の子どもたちの命を救い、生活を向上させるために活動するすべての人道支援に携わる人々の勇気や決意を冒涜するものです。
ユニセフは、犠牲者の家族や地域社会へ哀悼の意を表すとともに、今後も国境なき医師団と協力して支援活動を続けていきます。
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