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財団法人日本ユニセフ協会

世界の子どもたち 世界の子どもたちは今

インド スライドショー

10. ビハール州
<パトナ、アダラットガンジースラム>

写真
©日本ユニセフ協会

ビハール州は、インド北東部に位置し、インドで2番目に人口の多い州で、国内最貧の州といわれます。2000年11月14日を堺に、ビハール州は南北に分割されました。北は、パトナを州都とするビハール州、南はランチを州都とするジャルカンド州になりました。この分割により、天然資源などの豊富な南部と、人口が多く天然資源の少ない北部の貧富の格差が広がりました。北のビハール州は、これまで以上に貧しくなったのです。

ここは、パトナの中心部に近いスラムです。以前は、木々が生い茂る雑木林のようになっていて、約1600世帯が暮らしていました。ところが、この地に州政府が下水道を敷き、スラムの住民は強制的に退去させられました。住む場所を失った人々は、その後、再びこの地に戻ってきて現在は、約400世帯が暮らしています。

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