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インド スライドショー
1999年9月にユニセフが、ビハール州政府と協力して女性のための相談所を設けました。ビハール州では、女性が虐げられ、家庭内暴力や性暴力の被害が多くあります。また、法律上は禁止されている「ダウリー」と呼ばれる結婚持参金を女性が用意するという古くからの風習があり、持参金が少ないと、夫や姑にいじめられたり、ときには持参金をめぐって女性が殺されることもあります。ヘルプラインでは、被害を受けた女性が相談し、カウンセリングを受けることができます。この女性は実際に暴力の被害にあった人たちで、今はカウンセラーとして活動しています。設立されてからの約1年間に671件もの電話相談が寄せられ、83人の女性がカウンセリングを受けました。その内、22件は解決しました。
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