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TICAD7開催記念 - ユニセフ現地報告会
南スーダン – 人道危機下の子どもを守るために
2月26日(火)14時〜15時半
ユニセフハウス(東京都港区)


南スーダンは、2011年7月に独立を果たした世界で最も若い国です。2013年12月に勃発した紛争は、元々脆弱だったこの国の社会・経済に壊滅的な打撃を与え、5年以上にわたって暴力や社会不安をもたらしています。

© UNICEF/UN0256299/Ryeng

こうした状況の中で、450万人以上が故郷を追われて難民・避難民となり、その多くは女性や子どもです。1万5,000人以上の子どもが家族と離ればなれになり、220万人の子どもが教育を受けることができていません。また、農業や物流が崩壊し、2018年には600万人以上が飢餓の危険に直面するなど、深刻な食料危機も起こっています。昨年の和平合意によって平和への一歩を踏み出し、ユニセフ等の地道な働きかけにより、子どもの兵士の解放が進むなど、明るい兆しが見える一方で、現在も710万人が人道支援を必要としています。

このたび、ユニセフ・南スーダン事務所の日本人職員の帰国にあたり、深刻な人道危機が続く南スーダンの現状やユニセフの支援、また現地で活動する支援機関間の協力などについてご報告します。ぜひご参加ください

プログラム

14:00~ ご挨拶
紀谷昌彦 外務省中東アフリカ局アフリカ部・国際協力局参事官、TICAD担当大使、 元駐南スーダン大使
14:10~ 南スーダン-人道危機下の子どもたちを守るために
南スーダン事務所 桑田弘史氏
15:10~ 質疑応答
15:30~ 終了

開催概要

日時 2019年2月26日(火)14:00−15:30 (13:30開場)
会場 ユニセフハウス (東京都港区高輪4-6-12) 1階ホール

最寄り駅
JR 品川駅西口(高輪口)より徒歩約 7 分
都営浅草線 高輪台駅より 徒歩約 7 分
アクセス
登壇者 ユニセフ南スーダン事務所 桑田弘史 氏
(UNICEF-UNDP パートナーシップ/資金調達専門官)
定員 120名(入場無料)
主催 日本ユニセフ協会
備考 ※ 先着順に受付けいたします。定員に達した場合は、募集を打ち切る場合がございます。
※ 本報告会は、報道機関による取材・撮影ならびに当協会の記録撮影が予定されております。予めご了承ください。
個人情報の取り扱いについてはこちらをご覧ください。
登壇者略歴
  • 桑田弘史
  • ユニセフ南スーダン事務所 UNICEF-UNDP パートナーシップ/資金調達専門官
  • ロンドン大学で開発行政計画学修士を取得後、2007年~2010年までイギリスの NGOの職員として、スーダンにて遊牧民の生計向上プロジェクトに携わる。2010年~2012年、JICA スーダン事務所で専門家として農業科学技術協力案件のマネジメントに、2012年~2014年JICA イラク事務所にて、農業、教育、行政事業のマネジメントに従事。2014年~2015年、外務省主催の平和構築人材育成事業に参加し、国連ボランティアとして国連開発計画(UNDP)バングラデシュ事務所のチッタゴン丘陵地帯開発機関 (Chittagong Hill Tract Development Facility (CHTDF))で勤務。2015年~2016年、スーダンの国連プロジェクトサービス機関(UNOPS)で、ダルフールにおける給水、学校、保健所の修復プロジェクトを担当。2016年~2018年、ブータンの国連常駐代表事務所(UN Resident Coordinator’s Office)で常駐代表補佐官として勤務。2018年より現職。

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お問い合わせ

(公財)日本ユニセフ協会 広報室

電話 03-5789-2016(平日9:00〜17:00)/ FAX:03-5789-2036

Eメール:event@unicef.or.jp