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就学率改善の陰で 教育危機下にある子どもたち
データが裏付けた投資格差
(ダボス2020 ユニセフ報告を受けて)
ゲストスピーカー:ユニセフ親善大使 マズーン・メレハン氏


1月21日(火)15時半~ユニセフ報告会「就学率改善の陰で 教育危機下にある子どもたち~データが裏付けた投資格差」を、東京都港区のユニセフハウスで開催いたします。

就学率改善の陰で、取り残された子どもたち

小学校に通えない世界の子どもの割合は、1950年代には約半数にのぼっていましたが、2000年には15%、そして2018年には8%にまで改善されています。こうした改善の陰で、特に貧困層の子どもたちの間で、学校に通っても文章の読解や計算の能力を十分に取得できない割合が高いことが明らかになっています。

財界、政界、国際機関、市民セクター、学術界のリーダーたちが世界規模の課題について議論・情報共有をする「ダボス会議」が今年も1月21日から開催されるに伴い、ユニセフは、42カ国のデータの分析で明らかになった、持続可能な開発(SDGs)の目標4がうたう「教育の質の改善」が進んでいない実態と、戦略的な教育投資の重要性を訴える報告書を、1月20日に発表します。本報告会では、報告書の概要説明を行い、投資格差が生んでいる教育危機についてデータとともに考えます。

ユニセフ親善大使 マズーン・メレハン大使が登壇

ゲストスピーカーは、シリアに生まれ、難民として初のユニセフ親善大使に任命されたマズーン・メレハン大使。シリアの紛争から逃れ、隣国ヨルダンの難民キャンプで暮らすなか、教育を続けることの大切さを同じ難民の子どもたちやその家族に伝え続けた自身の体験をふまえ、特に困難な状況に置かれた子どもたちへの教育支援の重要性について語ります。

プログラム

15:30 開会の挨拶
15:35 教育危機に関するユニセフ報告書(2020年1月20日発表)概要説明
15:45 ゲストスピーチ: ユニセフ親善大使 マズーン・メレハン  ※英日同時通訳有り
16:00 日本政府の取り組み: 外務省国際協力局地球規模課題総括課 齊藤順子氏
16:10 質疑応答
16:30 閉会の挨拶

開催日時・会場

日時 2020年1月21日(火) 15:30−16:30 (15:00開場)
会場 ユニセフハウス (東京都港区高輪4-6-12) 1階ホール

最寄り駅
JR 品川駅西口(高輪口)より徒歩約 7 分
都営浅草線 高輪台駅より 徒歩約 7 分
アクセス
主催 (公財)日本ユニセフ協会
定員 先着120名  ※入場無料、事前申込制
備考 ※ 先着順に受付けいたします。定員に達した場合は、募集を打ち切る場合がございます。
※ 本報告会は、報道機関による取材・撮影ならびに当協会の記録撮影が予定されております。予めご了承ください。
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お問い合わせ

(公財)日本ユニセフ協会 広報室

電話 03-5789-2016(平日9:00〜17:00)/ FAX:03-5789-2036

Eメール:event@unicef.or.jp