日本ユニセフ協会TOP > ユニセフ・シアター・シリーズ「子どもたちの世界」『ラジオ・コバニ』上映会先着130名様をご招待
日本ユニセフ協会は、12月4日(水)午後、2017年コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭(CPH:DOX)F:ACT賞、2016年アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭(IDFA)オランダ・ドキュメンタリー部門サウンド&ヴィジョン賞他を受賞した作品『ラジオ・コバニ』の無料上映会を、東京都港区のユニセフハウスで開催いたします。この上映会に、お申込み先着順で130名様をご招待いたします。
子どもの権利条約が国連で採択されてから30年を迎える今年、日本ユニセフ協会は、ユニセフ・シアター・シリーズ「子どもたちの世界」を開催しています。「子ども」を主題にした映画13作品の上映会を5月から12月にかけて行っており、今回はその最終回となります。
『ラジオ・コバニ』は、「イスラム国」(IS)からの支配を脱したシリア北部の街コバニを舞台に、大学生のディロバンが手作りのラジオ局を始め、人々に希望をもたらしていく姿をカメラに収めたドキュメンタリー映画です。
ご参加をご希望される方は、下記フォームよりお申込下さい。
※上映後のトークイベントでは、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんに主人公ディロバン・キコさんのお話や、作品のその後についてお話しいただきます。
鑑賞にあたってのご注意事項 (映画公式ホームページより)
「本作は損傷の激しい遺体が映るシーンがありますので、あらかじめ了承の上ご覧ください。また、12歳未満の年少者は保護者指導の元による鑑賞をお願いします。」
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トルコとの国境に近いシリア北部のクルド人街コバニは、2015年1月、「イスラム国」(IS)から解放されました。人々はコバニに戻って来ましたが、数カ月にわたる戦闘で街の大半が瓦礫と化してしまいました。
そんな中、20歳の大学生ディロバンは、友人とラジオ局を立ち上げ、ラジオ番組「おはよう コバニ」の放送をはじめます。生き残った人々や、戦士、詩人などの声を届ける彼女の番組は、街を再建して未来を築こうとする人々に希望と連帯感をもたらします。
「未来のわが子へ。戦争に勝者などいません。どちらも敗者です」―――そう語るディロバンは、いつか生まれるであろうわが子、そして今後生まれてくる“コバニで何が起きたか知りたい全ての子どもたち”に向けて、自分の街や家族、友人たちが受けた悲惨な物語を手紙につづります。
戦闘真っ只中の2014年から、コバニに復興の光が差し込み始めるまでの激動の3年間を追ったカメラは、やがて日常生活のささやかな喜びや恋愛を享受するディロバン自身の姿も捉えています。
『ラジオ・コバニ』
監督:ラベー・ドスキー
配給:アップリンク
2016年/69分/オランダ
1987年神奈川県生まれ。Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)所属フォトジャーナリスト。16歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBSテレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。
日時 | 2019年12月4日(水) 14:30−17:00 (14:00開場) |
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会場 |
ユニセフハウス (東京都港区高輪4-6-12) 1階ホール 最寄り駅 JR 品川駅西口(高輪口)より徒歩約 7 分 都営浅草線 高輪台駅より 徒歩約 7 分 アクセス |
主催 | (公財)日本ユニセフ協会 |
協力 | アップリンク |
定員 | 先着130名 ※入場無料 (1回のご応募につき、お申込は2人まで)。 |
応募方法 | 下記「お申込情報」より、WEBフォームにてご応募ください。尚、応募が130名様に達した時点で、「受付終了」とさせて頂きます。 |
備考 | ※ 先着順に受付いたします。定員に達した場合は、募集を打ち切ります。 ※ 会場となるユニセフハウス1Fホールは、多目的ホールであり、スクリーンサイズや音響等、設備等通常の映画館とは異なります。予めご了承ください。 ※ 本編上映開始後はお申込済みの方でも途中入場をお断りする場合がございます。お時間には余裕をもってご来場いただきますようお願いいたします。 ※ 本上映会は、一般の方を対象にしておりますが、報道機関による取材も予定されておりますので、予めご了承ください。 ※ 個人情報の取り扱いについてはこちらをご覧ください。 |