スタディツアー視察報告カンボジア スタディツアー報告 (2007年7月22日〜29日実施)8. 励ましと感謝の心を育む機会に
「コミュニティ幼稚園」、「保健センター」、「村での水と衛生」、「子どもにやさしい学校」・・・。 訪問した先々で、丁寧な活動紹介を受け、『カンボジア指定募金』が着実にカンボジアの子どもたちに役立てられていることを実感しました。 そして私たちに一生懸命に説明し、質問に答えてくれた村の方たち、行政の方たち、そしてユニセフのスタッフたちが強く印象に残りました。 ツアーに参加された先生方も有意義な経験ができたと言ってくださり、帰国後はそれぞれの学校などでユニセフ学習や協力活動に取り組んでくださっています。※
短期間ですがカンボジアを訪問して過酷な歴史を肌で感じ、国を支える人材を失うことは、国の最も大切な基盤であり財産を失うことなのだと深く思い知りました。平和を取り戻し復興の歩みを始めたカンボジアにとって子どもが健康に育ち、しっかりと学び、夢に向かって生きていく人間に育成することは本当に重要な課題だと理解しました。 カンボジアの子どもたちの健やかな成長を目指す「セッコマー」事業への協力を通して、日本の子どもたちの理解が広がったり、自分の生活などを振り返る機会になって、「応援するからがんばって!」という温かい励ましの心、「わたしたちの生活で、当たり前だと思っていることは決して当たり前じゃないことを気づかせてくれてありがとう」という感謝の気持ちを育んでいただける機会になることを願っています。
これからも『ユニセフカンボジア指定募金』にご理解、ご支援をよろしくお願い申しあげます。 ※参加された先生の報告をご覧いただけます。 |