世界のともだち

スタディツアー視察報告

モンゴル  スタディツアー報告  (2008年7月20日〜26日実施)

2. モンゴル政府とユニセフの共同5ヵ年プログラム

モンゴル政府とユニセフは共同で、2007〜2011年に、CBSS(統合基礎社会サービス)、基礎教育、子どもの保護、子どもの健康と栄養など、7つのプログラムを進めています。

CBSS(統合基礎社会サービス)

モンゴル政府とユニセフが共同で行っている事業で、第1期は、2000〜2006年に実施され、現在は第2期 2007〜2011年に入り、新たな地域で活動が始まっています。社会福祉や保健などの基礎サービスを、情報網が整っていない地域まで浸透させることは困難を伴います。その中で、各家庭に力をつけ、地域の協力体制を強め、子どもの望ましい成長と発達を目指した事業が進められています。

基礎教育

子どもを尊重した教育の支援、建物の基準設定、基礎教育評価の実施など、子どもに優しい教育を目指しています。以前、子どもの教育は10年制度でしたが、昨年度は11年制度に今年度からは12年制度になりました。就学前教育の充実、小学校の途中で不登校になった子どものための教育、体の不自由な子どもへの対応などがなされています。

その他、子どもの保護、子どもの健康と栄養、HIV/エイズ、鳥インフルエンザの予防と準備のプログラムを進めています。

ユニセフの活動について説明を受ける
ユニセフ事務所は、多くの国連機関が集まった敷地にある

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日本ユニセフ協会