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2月6日は、「世界FGM(女性性器切除)根絶の日」【2007年2月6日】
アフリカをはじめとする国々で、女の子や女性の「通過儀礼・慣習」として古くから行われているFGM(女性性器切除)。ユニセフが2005年11月に発表した報告書は、アフリカだけで、年間300万人に上る女の子・女性がこの行為の被害にあっていると伝えています。 FGMをはじめ、女性や子どもの健康に影響を与える様々な慣習に起因する問題に取り組むNGO、インター・アフリカン・コミッティー(The Inter-African Committee on Traditional Practices affecting the health of Women and Children —IAC) は、FGMの根絶に向けた国際社会と市民の連携を構築するため、2003年、エチオピアの首都アディスアベバで、「FGM根絶」世界会議を開催。ユニセフをはじめとする国際機関やNGO、各国政府代表や議員、学識経験者、世界の宗教指導者、若者の代表に加え、女性性器切除を処術していた人々などが参加したこの会議は、毎年2月6日を「世界FGM(女性性器切除)根絶の日」とすることを宣言しました。 ユニセフは、世界各地で、政治、宗教、行政等の指導者への働きかけをはじめ、NGOやコミュニティーと協力しFGM根絶の為の活動を展開し、こうした取組みの継続と地域的な拡大の重要性を訴えています。 日本からも「FGM廃絶」を呼びかけました
ユニセフ最新報告書の発表に先立ち、2005年11月2日(水)、東京・高輪のユニセフハウスでも、国際シンポジウム「FGM廃絶の現場から—国境を越えた連帯」が開催されました。 「FGM廃絶を支援する女たちの会」の設立10周年を記念し、(財)日本ユニセフ協会の協力で開催された本シンポジウムの詳細はこちらから 関連ストーリー
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