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ユニセフは、サイクロン・パムで被災し、被害対応に取り組むバヌアツとツバルの人々や政府に、共感と連帯を表明します。ユニセフは引き続き最大限の支援を継続していきます。 災害リスクを減らすことはユニセフの優先課題であり、ポスト2015年防災枠組を作るために積み上げられてきた努力を、高く評価します。 被災する子ども、今後10年で年間2億人に世界が経験してきた災害の歴史から、災害によって最も苦しい立場に立たされるのは、最も貧しく弱い立場の国の、最も貧しく弱い立場の人々 — 特に子どもたちであることは明らかです。 1990年代の終わりまでは、気候変動に関連する災害で被災する子どもの数は、年間6,600万人でした。しかし今後10年で、その数は年間2億人に達すると推定されています。
命を落としたり負傷する子どもや、保健、栄養、衛生などの基本的なサービスが途絶えることで病気の脅威にさらされる子ども、学校に通えないことで、大切な成長期に心を育み健やかに成長する機会を奪われる子どもなど、実にさまざまな形で子どもたちは被害を受けています。 子どもたちはまた、心理的なトラウマや搾取、暴力、虐待、避難生活、保護者との別離などに苦しみます。こうしたことは、長期にわたって、子どもたちのみならずその次の世代へも影響を与えます。 防災で重要な役割果たす子どもたち子どもたちは災害の影響を最も受けやすい存在であるということに、疑いの余地はありません。しかし、子どもたちは防災への取り組みに際し、重要な役割を果たすことができるということは、あまり認知されていません。女の子も男の子も、危険な場所を記した地図を作成したり、最も被害の受けやすい人々を特定し、変化を求めて行動することができるということが証明されています。さらに、国や地域の復興計画づくりに参画することで、子どもたちはより素晴らしい役割を担ってくれます。これは、2011年、実際に日本で行われた事例により明らかです。 ユニセフは、子どもを中心に据えて以下の課題に取り組む、ポスト2015年防災枠組を支援します。
新たな防災枠組の実現へユニセフは、あらゆるショックに対する子どもたちのレジリエンス(回復力)を高める支援をしていきます。また、彼らが求めるシステムの強化も行います。ユニセフはまた、防災の鍵となる十分な備えや、効果的な対処を可能にするための能力開発への支援も続けていきます。 新たな防災枠組の実現のためにパートナーを支援していくなか、ユニセフは災害や気候変動、紛争、病気の流行などへの対策につながる複合的な災害アプローチを推進していきます。 防災は世代を超えた課題です。ユニセフは、これからも防災の中ですべての女性と子どもの参加と権利を推進し、レジリエンスを強化する中で果たされる彼らの役割を支えていきます。 【関連ページ】
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