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公益財団法人日本ユニセフ協会

スーダン
武装勢力が子ども4人を解放
ユニセフ、子どもの誘拐を強く非難

【2015年4月9日 ハルツーム(スーダン)発】

武装勢力から解放され、トランジットセンターに身を置くスーダンの女の子。
©  UNICEF/NYHQ2011-0466/Farrow
武装勢力から解放され、トランジット・センター(一時受け入れ所)に身を置くスーダンの女の子。(2011年撮影)※記事との直接の関係はありません。

ユニセフは、スーダンのアビエイで武装勢力によって誘拐されていた子ども4人の解放を確認しました。

誘拐から1カ月以上

解放されたのは、6歳から12歳までの男の子2人と女の子2人です。3月2日に、アビエイ地区マリアル ・アチャック村を襲った武装集団に誘拐されました。

子どもたちの解放は、国連アビエイ暫定治安部隊(UNISFA)の支援のもと行われた部族仲介を経て、実現しました。ユニセフは、解放された4人が家族の元に戻るための支援に加え、心のケアの提供も行っています。

ユニセフ、強い非難を表明

ユニセフ・スーダン事務所のキャパローリ代表は、「ユニセフは、あらゆる形態の子どもの誘拐に対し、断固として非難します。子どもは商品ではありません。身代金のために、また、いかなる物事の代償のためにも、拘束されることがあってはならないのです」と述べています。

「すべての子どもたちが健康に成長し、暴力や虐待、搾取から保護されるための投資を最優先とし、そのことを皆が同意してこそ、国も、地域も、コミュニティも、真の意味で発展することができるのです」(キャパローリ代表)

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