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公益財団法人日本ユニセフ協会

女子ワールドカップ・カナダ2015
『ハイファイブしよう!』
子どもたちの命を守るキャンペーン

【2015年6月5日 東京/カナダ発】

#HighFiveItキャンペーンロゴ
© UNICEF Canada/2015
#HighFiveItキャンペーンロゴ

2015 FIFA女子ワールドカップ が、6月6日よりカナダで開幕します。これに合わせ、開催国のカナダでユニセフは、女子サッカー選手を起用したキャンペーン“#HighFiveIt(ハイファイブしよう!)”を展開しています。

“みんなでハイファイブしよう!”

ハイファイブとは、日本ではハイタッチとして知られていますが、喜びを共有したいときや、落ち込んでいる人を励ますとき、カジュアルな挨拶などで用いられる動作です。

今キャンペーンの“ハイファイブしよう”のメッセージには、次の想いが込められています。

『予防可能な病気によって亡くなる5歳未満児は、毎日1万7,000人』−その命を守るために、大きな行動が必要とは必ずしも限りません。周りの人と“ハイファイブ(ハイタッチ)”するくらい手軽でどんなに小さな行動であっても、一人ひとりの力が合わされば、世界の子どもたちの命を守る力となるのです。

こういったメッセージを広く伝えるため、ユニセフ・カナダ国内委員会の親善大使であり、女子サッカーカナダ代表として大会にも出場するカリーナ・ルブラン(Karina LeBlanc)選手を起用した公共CMが、公開されました。

5歳未満児の死亡、生後24時間の“壁”に取り組む

毎日1万7,000人=年間630万人にものぼる5歳未満児の死。その原因の多くは 安全な水やワクチンがあれば防ぐことができるものです。さらには、その死の半数近くが、生まれてひと月未満の新生児です。なかでも誕生当日の赤ちゃんの死亡リスクは著しく高く、生後1カ月時点の赤ちゃんと比較して数百倍も命を落としやすい状態にあります。その生後24時間の“壁”と闘い、予防可能な新生児死亡をなくすため、ユニセフは世界規模の取り組みを進めています。 

詳しくは、生後24時間の“壁”特設ページをご覧ください。

参加型イベントで、ギネス世界記録を更新

公共CMの他にも、“ハイファイブしよう!”キャンペーンの一環として、先月29日、ワールドカップ開幕直前の親善試合のスタジアムにおいて、観衆7,238人が参加し、“同時にハイファイブする人数”のギネス世界記録に挑戦。これまでの世界記録を更新し、“史上最多人数での同時ハイファイブ"ギネス世界記録として認定されました。

犬とハイファイブしたり、
© UNICEF Canada/2015
犬とハイファイブしたり、"ハイファイブポーズ"をとる、カナダ代表選手

ソーシャルメディア上でも、参加型キャンペーンが行われています。参加方法は、手のひらを見せたハイファイブのポーズで写真を撮り、ツイッターやフェイスブックなどで、#HighFiveItとハッシュタグを追記し、5人の友達をタグ付けして、投稿してください。家族や友達、さらにはペットとハイファイブしている写真も大歓迎です。

また今ワールドカップ期間中、カナダ各地の試合会場では募金の呼びかけも行われます。それらの募金は、ユニセフが世界中で実施している、きれいな水や栄養、予防接種など、子どもたちの命を守るための活動に役立てられます。

#HighFiveItキャンペーンページ(英語)も併せてご覧ください。

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カンボジアの子どもたち
© UNICEF/UNI180207/Brown
カンボジアの子どもたち

4年に一度の女子ワールドカップ。楽しみに観戦される方も多いことと思います。ゴールや試合終了の瞬間、友達や周りの人と喜びを分かち合うことがありましたら、その時は、ほんの少しだけ、世界の子どもたちにも思いを馳せて、“ハイファイブ”してくださると幸いです。

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