【2016年5月20日 ニューヨーク/イスタンブール(トルコ)発】
© UNICEF/UNI166535/Noorani |
世界は、第二次世界大戦以来最も人道支援ニーズの高い状況に直面しています。国連の潘 基文事務総長は、国連創設以来70年の歴史の中で初めてとなる「世界人道サミット」をイスタンブールにて開催します。潘 基文氏は、“Agenda for Humanity(人道への課題)”を発表し、人道的苦難を減らすための行動を世界のリーダーたちに呼びかけます。
世界人道サミットにおいて、ユニセフ(国連児童基金)は、
近年の状況から、毎日平均4つの学校または病院が、武装グループに攻撃されていると推定されます。政府をはじめ紛争当事者は、国際人道法ならびに国際人権法を順守し、ただちに学校や病院を保護しなければなりません。また、各国は『Safe Schools Declaration(安全な学校宣言)』に署名するべきです。
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© UNICEF/UN018992/George |
ユニセフは、人道危機下にある子どもたちすべてが、公式であれ非公式であれ、教育を受ける機会を得ることを目指している。2015年にユニセフが支援した人道危機下の子どもたちのうち、70%(753万7,375人)が基礎教育を受けることができるようになった。支援できた子どもの割合は、2013年の59%から徐々に増加している。
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