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【2016年6月26日 アンマン(ヨルダン)発】
ユニセフ(国連児童基金)がシリアで協働するパートナー団体によると、シリア東部デリゾールの町クリヤが25日空爆され、子ども25人が殺害されたと伝えられています。
© UNICEF/UN02932/Sanadiki
弟を抱く11歳の女の子。※本文との直接の関係はありません。
それによると、3回に及ぶ爆撃は、礼拝時間であったモスクなど、多くの人が集まっていた人混みを襲いました。保健・医療従事者たちが、爆撃で崩れた瓦礫の下から子どもたちの遺体を運び出したと言います。
シリアで暴力が激化するなか、子どもたちへの攻撃は日常化しており、子どもたちの命を顧みない無情なものとなっています。
国際人道法の下では、子どもの殺害および重傷を負わせることは、重大な違反行為です。
子どもたちがどこに住んでいようとも、誰の管理下で生活していようとも、子どもに対する攻撃を正当化するものは何もありません。
ユニセフはこれらの攻撃を非難するとともに、紛争に関わるすべての当事者に、子どもたちに危害を加えないよう求めます。
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