【2016年7月18日 ニューヨーク/パナマ/キト(エクアドル)発】
3カ月前に大地震に襲われたエクアドルでは、特に被災地域でジカ熱の感染が急増し、国全体では地震前の92件から1,106件に増加しました。
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© UNICEF/UN025168/Troppoli |
非公式の避難場所に身を寄せ、指定された場所で子どもや孫らと一緒に洗濯をする女性。湿度が高いこの地域では太陽が出ている日中に洗濯を乾かすことに努めている(2016年7月、ラチョレラ) |
国のデータによると、ジカ熱の感染例の80%が、4月16日に発生した地震で最も被害を受けたマナビ州で起きています。地震発生後、水たまりの増加や、避難した人々が暮らす密集した環境が、媒介蚊による感染リスクを増大させました。
ジカ・ウィルスによる影響を最も受けているのは15歳から49歳までの女性で、マナビ州では509件の感染例が報告されています。
これまでにジカ熱に関連した新生児の小頭症は報告されていないものの、妊婦のジカ熱感染例は73件が確認されています。
「感染を防ぎ、子どもやその家族への影響を減少させるため、ジカ熱予防対策を緊急に拡大する必要があります」と、ユニセフ・エクアドル事務所代表のグラント・レイティは述べています。
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© UNICEF/UN025158/Troppoli |
ユニセフが提供した蛇口付き給水タンクの水を利用する避難者。(2016年7月マナビ州) |
ユニセフはエクアドルの公衆衛生省と協力して啓発キャンペーンを行うとともに、教育省と協力してジカ熱感染予防のための先生や生徒向けの教材の制作を進めています。さらには、殺虫剤処理をほどこした蚊帳、個人用衛生キット、貯水タンク洗浄用品を、最も脆弱な地域の家族や妊婦の女性たちに提供する予定です。
地震で被害を受けた地域全体で、ユニセフは緊急支援を行っています。
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