【2016年8月2日 アンマン(ヨルダン)発】
ユニセフ(国連児童基金)の中東・北アフリカ地域事務所代表サード・フーリーは、アレッポの子どもたちの保護に関して以下の声明を発表しました。
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© UNICEF/UNI198164/Al-Issa |
シリアの女の子(シリア・アレッポ市、2015年9月撮影) ※本文との直接の関係はありません。 |
ユニセフは、シリア北部のアレッポで激化する暴力に巻き込まれているすべての子どもたちの安全と生活が脅かされている状況を、非常に憂慮しています。
この紛争の激化は、子どもたちを恐ろしい状況に陥れており、この先何年にもわたって、子どもたちに深刻な結果をもたらすでしょう。
アレッポ市内西部の人口密度の高い地域で起こった激しい戦闘によって、2万5,000人が避難を余儀なくされました。人々はモスク、大学のキャンパス、公園などに避難しています。
アレッポ市内東部には、今年の7月以来30万人(そのうち3分の1が子ども)が身動きがとれずに取り残されています。私たちは、この紛争に関わる全ての当事者に対し、市内全域の子どもたちやその家族への無制限の人道支援活動を保障することを求めています。
ユニセフは、シリアの紛争当事者たちに対し、子どもたちをはじめすべての市民を守るという彼らの法的義務を順守するよう強く訴えています。
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*公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税、相続税、法人税の税制上の優遇措置があります。また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。
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