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【2016年9月6日 バンコク(タイ)発】
© UNICEFThailand/2008/Athit Perawongmetha
タイ南部ヤラー県で破壊された学校を見る子どもたち(2008年撮影) ※本文との直接の関係はありません。
タイ南部で発生した暴力により幼い子どもと父親が犠牲になったことを受け、ユニセフ・タイ事務所代表トーマス・ダヴィンは以下の声明を発表しました。
「ユニセフは、今朝ナラティワート県(Narathiwat Province)において5歳の女の子と父親が犠牲になった爆破事件を含め、タイの最南部地域において暴力が続いていること、そしてそれらが子どもたちに与える影響を憂慮しています。
報道によると、オートバイに仕掛けられた爆弾が小学校の前で爆発し、5歳の女の子と彼女を送ってきた父親が犠牲になりました。爆発による負傷者は、教師や子どもたちの両親や警察官を含む、少なくとも10人に上るとされています。ユニセフは、このような行為に衝撃を受け、また遺憾に思っています。学校は子どもたちにとって、学びの場であり、発見の場であり、遊びの場でもあるのです。
いかなる子どもたちも、子どもたちの保護者も、また教育に従事する人たちも、このような攻撃の脅威の下で暮らし、学ぶようなことがあってはなりません。全ての学校は安全な場所でなければなりません。
ユニセフは、全ての当事者に対して、子どもたちの安全が確保され、これ以上子どもたちが暴力の犠牲にならないよう、あらゆる手をつくすように求めます」
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