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日本ユニセフ協会

イエメン
首都サヌアなどでコレラ発生
保健システムの破たんに追い打ち
ユニセフ、保健・衛生支援強化

【2016年10月7日  サヌア(イエメン)発】

イエメンの保健当局によると、同国では10月6日木曜日にコレラの発生が確認され、国の崩壊しかけている保健システムと合わせて人々、特に子どもたちへの健康上のリスクが増大しています。

コレラが発生

イエメンでのコレラ流行を早期に食い止めるべく、パートナー団体と支援を開始したユニセフ・イエメン(イエメン・サヌア州 2016年10月撮影)

© UNICEF/Yemen

イエメンでのコレラ流行を早期に食い止めるべく、パートナー団体と支援を開始したユニセフ・イエメン(イエメン・サヌア州 2016年10月撮影)

「このコレラの発生は、イエメンの何百万の子どもたちの惨状に追い打ちをかけます。私たちはコレラを予防し治療するために、保健センターへの支援をおこなっています。そして対処策を拡大しこの危険な伝染病の広がりを食い止めるために、今後もパートナーと活動を続けます」と、ユニセフ・イエメン事務所代表のジュリアン・ハーネスは話しました。

首都のサヌアでいくつかの症例が確認された他に、南西部の都市タイズでもコレラと思われる症例が報告されている、と国の保健当局は発表しました。ユニセフ(国連児童基金)は現在、パートナー団体とともに、正確な発生の規模を調査しています。もし治療が受けられない場合、たった数時間で15%の重症のコレラ患者は命を落としてしまいます。

「現在も続く紛争によってイエメンの保健システムが崩壊しかけているため、今回のコレラの流行拡大を早急に食い止めない限り、子どもたちが特にリスクが高い状況に置かれてしまいます」、とハーネス代表は付け加えました。「ユニセフは、イエメンの一般市民が適切な医療支援を受けられるよう、すべてのドナーに対し同国の保健施設への支援を呼びかけています」

ユニセフ、水と衛生の支援

ユニセフは世界保健機関(WHO)と協力し、安全な水と浄水資材の確保と供給を通じて、コレラ発生への対応を支援しています。ユニセフは、100件の重症例もしくは400件の軽症例を治療できる量の経口補水塩を含む薬を収めている下痢性疾患キットを57セット準備しています。それに加えて、せっけん、タオル、シャンプーと洗剤が入っている2万個の衛生キットも配布の準備が整っています。

ユニセフはイエメンの人々に、安全な水源からの水を利用すること、家で保存していた水の浄水の仕方、周囲を清潔で衛生的に保つ大切さや家族に下痢やその他の症状が出た場合はすぐに医療援助を求めることなど、コレラの予防法に関する情報を提供しています。

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