【2016年11月15日 ニューヨーク発】
ユニセフ(国連児童基金)は、本日、接続性やリアルタイムのデータ収集、識別認証技術および、学習などを改善するための手法を含むオープンソースの技術ソリューションに対する、初の投資プロジェクトを発表しました。
© UNICEF/UN038950/ |
「ユニセフ・イノベーション・ファンド」は、ベンチャー投資の手法を用いて、輸送、識別認証、ウェアラブル技術、資金管理や個人情報等の課題に対するソリューションを提供しています。ユニセフは、今回の投資決定に加えて、技術系スタートアップに向けた新規案件の募集開始も発表しました。
「ユニセフ・イノベーション・ファンドは、シリコンバレーのベンチャー・ファンドの手法とユニセフの活動国のニーズを組み合わせた、国連の中でも新しいビジネスの形です」とユニセフのイノベーション部門部長のシンシア・マカフレイは述べました。
「このファンドは、ユニセフの190の事務所と1万2,000人の職員を活用し、これまで投資対象としては見過ごされてきた企業への支援を後押しします」とマカフレイは続けます。「ファンドにより、私たちは技術ソリューションのモデルを作り、子どもたちを支援するオープンソースの協力ネットワークを拡大することが可能になります」
初回の投資は、2017年中にさらに20から40社の企業への投資も視野にいれて、下の5社のスタートアップによるプロジェクトに対しておこないます。
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ユニセフ・イノベーション・ファンドは、技術系スタートアップに対して、次回の投資対象プロジェクトへの応募を呼びかけています。応募資格・応募方法についてはこちらから(応募締切は2017年1月1日)。投資対象プロジェクトの進捗状況もリアルタイムでご覧いただけます。
ユニセフ・イノベーションは、世界中の様々な分野の専門家により構成されたチームで、ユニセフの活動の強化につながる技術や実践を見つけ出し、試し、拡大することを担っています。私たちは、世界の子どもたちの生活を改善するためのイノベーションの構築と規模の拡大をおこなっています。詳しくは、ユニセフ本部サイトをご参照ください。
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