【2016年11月19日 バルセロナ(スペイン)発】
本日、FCバルセロナとユニセフはパートナーシップ10周年を記念し、クラブの本拠地カンプ・ノウ・スタジアムで、FCバルセロナ対マラガ戦を行い、試合後のイベントを開催しました。
© UNICEF/UN020629/Chanlewis |
この10年間のパートナーシップを通じて、ユニセフは、アンゴラ、マラウイ、スワジランドの100万人以上の子どもたちに対して、質の高い教育、スポーツや遊びを提供し、HIV感染予防を支援することができました。
FCバルセロナの会長ジョゼップ・マリア・バルトメウとユニセフ事務局次長ジャスティン・フォーサイスが主催した記念試合には、カタルーニャ地方全土の学校から130人以上の子どもたちが特別観戦席に招待され、2つのチームの直接対決を観戦し、さらに22人の子どもたちがフィールドから応援する機会を得ました。
「私たちのFCバルセロナとの画期的なパートナーシップを通して、世界中の100万人の子どもたちに学び、遊び、スポーツをする機会を提供することで、彼らの人生を変える手伝いができました。私たちは、世界で最も成功し人気のあるサッカークラブの一つと共に活動ができることを嬉しく思っています。今後もさらに多くの子どもたちの人生に変化をもたらし、何百万人の子どもたちが彼らの可能性を最大限に活かせる機会が得られるように活動を続けていきます」とフォーサイスは述べました。
© UNICEF/UN05036/Sibiloni |
FCバルセロナとユニセフは、今年はじめにパートナーシップ契約の更新を発表しました。この新しい契約では、FCバルセロナがユニセフへの年間支援額を150万ユーロから200万ユーロに引き上げます。この資金を通して、ユニセフは、ブラジル、中国、ガーナおよび南アフリカの社会から取り残された子どもたちに対して、体育やスポーツ、遊びに参加できる機会を得られるためのプログラムを支援します。
「FCバルセロナとバルセロナ基金は、ユニセフとの特別なパートナーシップの10周年を迎えられたことを誇りに思います。この10年間に、私たちは世界中の100万人の子どもたちの人生を改善することができました。これは、FCバルセロナが社会貢献分野において成功を収めたこと、そして私たちが夢の実現に成功したとことを表すひとつの節目となります。今日、子どもたちによって埋め尽くされた特別観戦席の光景は、カンプ・ノウ・スタジアムの歴史的なイメージとなって私たちの脳裏に焼き付き、これからもユニセフと共に子どもたちのために活動を続けていく原動力となります。私たちは単なるいちサッカークラブであることを超えて、挑戦していきます」と、バルトメウ氏は述べました。
新たなパートナーシップは、これまでのパートナーシップの成果に光を当てた、FCバルセロナの「夢の成功(Triumph of Dreams)」デジタル・キャンペーンの立ち上げを持って始まりました。キャンペーンでは、FCバルセロナの選手や子どもたちの夢を紹介しています。
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■FCバルセロナ基金について(the FC Barcelona Foundation)
FCバルセロナ基金は、FCバルセロナの「企業の社会的責任(CSR)」を実現する手段として、1994年に設立されました。現在のところ、その活動は主に以下のような前提に基づいています。
・中心的な手段としてのスポーツの利用、教育とスポーツの積極的な価値の促進、
・子どもたちを主な受益者に、バルサを通したカタルーニャの振興
■ユニセフとFCバルセロナのパートナーシップについて
ユニセフとFCバルセロナのパートナーシップは、すべての子どもが質の高い教育を受け、スポーツや遊びに参加する機会を享受するという共通の目標に向けて尽力しています。
2006年、FCバルセロナ基金とFCバルセロナは、ユニセフとのグローバル・パートナーシップに署名しました。ユニセフとFCバルセロナ基金は、スポーツと教育の振興を通して多くの子どもたちの生活を向上するため、協力して取り組んでいます。本パートナーシップにより支援を受けているのは、アンゴラ、ブラジル、中国、ガーナ、マラウイ、南アフリカ、スワジランドの7カ国です。
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