メニューをスキップ
日本ユニセフ協会
HOME > ニュースバックナンバー2019年 >

アマ野球14団体が賛同
「子どもの権利とスポーツの原則」

【2019年8月8日  東京発】

ユニセフと公益財団法人 日本ユニセフ協会が2018年11月に発表した、ユニセフ「子どもの権利とスポーツの原則」に、全日本野球協会や日本高等学校野球連盟(高野連)をはじめとする、子どもに関わるアマチュア野球14団体が一斉に賛同を表明。8日に記者発表を行いました。

20190809_CRSP

©日本ユニセフ協会/2019

(写真左から)全日本野球協会 山中正竹 会長、日本野球連盟 谷田部和彦 専務理事、日本高等学校野球連盟 西岡宏堂 副会長(日本学生野球協会理事)、日本リトルリーグ野球協会 坂谷内実 会長、全日本少年硬式野球連盟 井熊秀行 常務理事、日本ユニセフ協会専務理事 早水。

 

子どもに関わる14団体が一斉賛同

記者発表には、野球シーズンたけなわのお忙しい中、以下の方々が参加してくださいました。

・ 全日本野球協会 山中正竹 会長

・ 日本野球連盟 谷田部和彦 専務理事

・ 日本高等学校野球連盟 西岡宏堂 副会長(日本学生野球協会理事)

・ 日本リトルリーグ野球協会 坂谷内実 会長

・ 全日本少年硬式野球連盟 井熊秀行 常務理事

 

当協会専務理事早水からは、「子どもの権利とスポーツの原則」の趣旨を説明し、今回14もの団体に一斉に賛同いただくことは、野球をする子どもたちにとって、野球に関わる関係者にとって、さらには、他の競技に与える影響力という意味でも、大きな意味のあること、と挨拶しました。

“子どもファースト”の野球環境の整備

20190809_CRSP_1

©日本ユニセフ協会/2019

全日本野球協会の山中正竹 会長。

アマ野球界を代表する全日本野球協会の山中正竹会長からは、「子どもの権利とスポーツの原則」の内容が野球界にとって重要と考え、それぞれが独立した存在の各統括団体の一斉賛同に向けとりまとめられた経緯を説明。

すでに始められている相談窓口の設置や子どもの健康を守る取り組み等を紹介しつつ、残念ながら暴力や暴言、勝利を優先することによる選手の酷使はなくなっていない現状にふれ、「原則」への賛同を期に、野球界全体で力を合わせ、子どもたちが野球を楽しみ、野球を通して健全に成長していける環境作りをいっそう進めていきたい、と述べられました。

出席いただいた各団体の代表の皆さまからも、一様に、原則への賛同を期に野球を通じた子どもたちの健全な成長を支える環境づくりを進めていきたいとの決意や、熱心すぎる指導者たちへの周知を徹底していく、医学的見地から傷害やスポーツ事故を防ぐ取り組みを進める、暴言をなくすよう取り組んでいく、等の発言がありました。

詳しくは、全日本野球協会のホームページをご覧ください。

今回「子どもの権利とスポーツの原則」に賛同したアマチュア野球14団体

全日本野球協会、日本野球連盟、日本学生野球協会、全日本軟式野球連盟、全日本大学野球連盟、日本高等学校野球連盟、日本リトルリーグ野球協会、日本少年野球連盟、日本リトルシニア中学硬式野球協会、日本ポニーベースボール協会、全日本少年硬式野球連盟、九州硬式少年野球協会、日本中学生野球連盟、全日本女子野球連盟 (順不同)

* * *

子どもの権利とスポーツの原則」は、スポーツの中で子どもたちが暴力や身体への過度な負荷等のマイナスの影響を受けず、スポーツが真に子どもの健やかな成長と豊かな人生を支えるものとなるよう、子どもとスポーツに関わるすべての人が協力して取り組んでいくための指針として作成したものです。

シェアする


トップページへ先頭に戻る