【2019年12月6日 マドリード(スペイン)発】
ユニセフ(国連児童基金)は、第25回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP25)が2週目に入ろうとしている本日、もっとも弱い立場に置かれている子どもたちを気候危機から守るための解決策に対して十分な緊急投資がなく、子どもの権利におけるこれまでの成果が後退する恐れがあると述べました。
© UNICEF/UN0303171/Mukwazhi/UNICEF |
「ハリケーンから干ばつ、洪水、山火事まで、気候危機が招く結果は常に私たちを取り巻き、もっとも影響を受けている子どもたちは健康、教育、保護、そしてまさに生存を脅かされています」とユニセフ気候変動・エネルギー・環境上級アドバイザーのゴータム・ナラシムハン(Gautam Narasimhan)は述べました。「子どもたちは、気候危機への対応にあたって不可欠な活動主体です。災害に対する脆弱性の低減、水資源の管理の改善、環境の持続可能性を犠牲にした経済発展が起こらないようにするなど、変化をもたらすことができると分かっている解決策に全力を尽くすことが、子どもたちに対する私たちの義務です」
気候危機がどのように子どもたちに影響を及ぼし、それにどのように対処できるかには、次のようなものがあります。
© UNICEF/UN0342041/Moreno Gonzalez |
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