【2020年8月6日 ベイルート(レバノン)発】
ユニセフ(国連児童基金)の推計によると、レバノンの首都ベイルートで起きた大規模爆発によって約8万人の子どもたちが避難を余儀なくされ、被害を受けた人々は緊急の支援を必要としています。
© UNICEF/UNI356240/Baz/AFP |
4日の夜の爆発で、死者は140人、負傷者は5,000人、行方不明者は数百人に上っています。ユニセフは、多くの子どもたちがトラウマを抱え、深い傷を受けていることを懸念しています。
「ユニセフは、この2日間、被害を受けた人々の緊急のニーズに対応するため、保健、水、子どもたちの健康に焦点を当てて、政府当局やパートナーと緊密に連携し取り組んできました」と、ユニセフ・レバノン事務所副代表のバイオレット・スピーク・ワーネリーは述べました。
© UNICEF/UNI356601/Choufany |
爆発が起きたベイルート港湾地区はレバノンの主要なライフラインですが、現在、完全に破壊されています。
最新の情報によると:
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「ユニセフは、自治体やパートナーを支援しています。私たちのチームは24時間体制で、被害を受けた人々に必要な支援を提供しています」(ワーネリー)
レバノンでユニセフは、各機関やパートナーと協力して、被害を受けた子どもたちとその家族への支援を拡大し、以下の緊急のニーズに対応しています:
これらの緊急のニーズに対応するために、ユニセフは約440万米ドルの資金を要請しています。
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