【2021年1月20日 大阪発】
©関西大学応援団吹奏楽部 |
創部67年を誇り、数々のコンクールで上位入賞を果たしている関西大学応援団吹奏楽部は、「音楽を通して皆様に喜んでいただき、それを自らの喜びとする。」というビジョンのもと、約90名の学生たちが活動しています。
新型コロナウイルスの影響で演奏会やコンクールが次々と中止になり思うように活動ができない日々が続いていましたが、様々な方法を模索し、クリスマスコンサートと一年の集大成として実施している定期演奏会をオンライン配信で開催することになりました。
コンサートの開催にあたり、「このような現状でも活動できていることに対する感謝の気持ちやビジョンを忘れずにいよう」「私たちの毎日の活動が世界の誰かの力になれば」という声が部員たちからあがり、収益の一部をユニセフ募金として寄付することが決まりました。コンサートチケットは通常チケットと寄付チケットなど3種類の金額のものを用意し、オンラインで販売しました。
寄付だけではなく、ユニセフや世界の子どもたちのことも勉強して、演奏会に臨んだ部員たち。部長の松田康士郎さんは、「私たちの活動が世界中の子どもたちのしあわせにつながることを心から祈っています。この取り組みを通して、部員一同たくさんのことを学ばせていただきました。本当にありがとうございました。」と話していました。
©関西大学応援団吹奏楽部 |
・今回の活動で、ほんの少しですが、世界中の困っている人の力になることができたのではないかと思っています。また、そのためにこんな方法もあるんだと知れたこと、そして、それを少しでも広めることができたことが良かったです。今後も積極的にこのような活動に参加したいと思うようになりました。
・今回、私たちがクリスマスコンサート、定期演奏会を通して行った活動で助けることができた人というのは正直少なかったかもしれません。でも、この活動をしたからこそ、コロナ禍で苦しむ子ども達の現状を知り、一人でも減らせたらという想いが募るようになってきました。
・私はこれまで募金活動は、募金箱を持って声を出しお金を集めればいいものだと思っていました。しかし今回ユニセフさんの活動を詳しく知り、お金よりもまずは困っている人がいるという現状を知るということが大切だと気付くことができました。私たちの活動が少しでも誰かの力になれば嬉しいです。
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