【2021年2月23日 ブリュッセル(ベルギー)発】
子どもや若者の意見が、まもなく政策立案においてより大きな役割を果たすようになるかもしれません。ユニセフ(国連児童基金)をはじめとする5つの子どもの権利団体は、子どもたちを対象としたオンラインの調査や聞き取りを行い、報告書を作成しました。
© UNICEF/UN0365288/Calvo |
子どもたちの声は、欧州連合(EU)の子どもの権利と子どもの保証に関する戦略を形成する上で役立つ情報となるでしょう。子どもたちは、両戦略の優先事項を形成し、定義することに直接貢献することになるのです。本調査は、欧州委員会が5つの子どもの権利団体と緊密に連携して取り組んだものです。
本調査の主な結果は以下の通りです。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによって、欧州の子どもたちや若者たちを取り巻くストレスと不確実性が高まっています。ユニセフ、チャイルド・ファンド・アライアンス、ユーロチャイルド、セーブ・ザ・チルドレン、ワールド・ビジョンによる新たな調査結果によると、EUの子どもたちの5人に1人が、不幸や将来への不安を感じながら成長していると回答しています。
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報告書「私たちのヨーロッパ、私たちの権利、私たちの未来」(原題:Our Europe. Our Rights. Our Future)では、ヨーロッパ内外の11歳から17歳までの1万人以上の子どもと若者の意見を聞きました。
報告書では、他にも驚くべき調査結果が明らかになりました。
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