【2021年3月4日 東京発】
「あの日」から10年。
当時、ユニセフとして“半世紀ぶり”の日本国内での支援の最前線で活動したユニセフ専門家から、当時被災された方々、そして、力強いご支援をくださったみなさまに、メッセージが届きました。
今回は、世界各国のユニセフ現地事務所で、支援活動に必要な様々な物資やサービスの調達、物流に関わる仕事をされている竹友有二さんのメッセージです。
© 日本ユニセフ協会/2011/R.Grehan |
「東日本大震災の際は、当時勤務していたアフガニスタン事務所代表からの後押しを受け、私の生まれ故郷でもある釜石のある岩手県を中心に、支援物資の調達や物流ルートの確保、そして、学校や保育園・幼稚園の瓦礫撤去・清掃や子どもたちの外遊び企画などを手伝ってくださった地元の学生ボランティアのみなさんの調整業務などに携わりました。
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末筆ながら、日頃から、募金や共感などを通じてユニセフを支えて下さっている多くの方々に感謝を表すことで、この拙い文章を終わらせていただきます。 |
竹友有二(たけとも ゆうじ) ユニセフ・イラク事務所 物資調達担当官 |
*日本ユニセフ協会注:こうしたお声を受け、この年の夏、被災地の子どもたちの様々なスポーツ大会への参加をサポートしました)
© 日本ユニセフ協会/2011/R.Grehan |
日本ユニセフ協会公式ホームページでは、3月1日から3月11日にかけて、ユニセフ東日本大震災緊急・復興支援に携わったユニセフ日本人職員等からのメッセージを順次紹介しています。
メッセージ一覧
「あの日から10年~支援現場の記憶」(1) 國井修さんのメッセージ
「あの日から10年~支援現場の記憶」(2) 井本直歩子さんのメッセージ
「あの日から10年~支援現場の記憶」(3) 竹友有二さんのメッセージ
「あの日から10年~支援現場の記憶」(4) 武居利恵さんのメッセージ
「あの日から10年~支援現場の記憶」(5) 近藤智春さんのメッセージ
「あの日から10年~支援現場の記憶」(6) 加藤正寛さんのメッセージ
「あの日から10年~支援現場の記憶」(7) 水野谷優さんのメッセージ
「あの日から10年~支援現場の記憶」(8) 安田直史さんのメッセージ
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