2022年8月2日サヌア(イエメン)発
イエメンにおいて、2カ月間の停戦延長が合意されたことを受け、ユニセフ(国連児童基金)・イエメン事務所代表のフィリップ・ドゥアメルは、以下の声明を発表しました。
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平和に向けた努力を
ユニセフは、イエメンにおける現在の停戦を2カ月間延長するという国連の提案に、紛争当事者が合意したことを歓迎します。2022年4月の停戦開始以来、紛争は沈静化し、犠牲者が著しく減少しました。
しかし、4月の停戦宣言以降、国連が確認した子どもの死傷者は113人にのぼり、実際の数はこれよりもはるかに多いと予想されます。
イエメンの子どもたちを守るために、さらなる取り組みが必要です。ユニセフは、すべての紛争当事者に対し、停戦を全面的に尊重し、イエメンにおける持続可能な平和に向けた努力を継続するよう求めます。すべての紛争当事者は、どこであろうと民間人を保護し、地雷や不発弾を除去するためにあらゆる努力を払わなければなりません。