メニューをスキップ
日本ユニセフ協会

プレスリリース

英国ユニセフ協会が
英サッカー1部ブライトン&ホーヴ・アルビオンと
3年のパートナーシップを締結

2024年8月23日東京

英国ユニセフ協会(ユニセフ英国委員会)とサッカー日本代表の三笘薫選手が所属するプレミアリーグ1部ブライトン&ホーヴ・アルビオン(以下ブライトン)とが、3年間のパートナーシップを7月18日に締結。7月末にジャパンツアーで来日したブライトンは、パートナーシップ締結を記念して、三笘選手の出身チームである神奈川県の少年サッカークラブ「さぎぬまSC」の子どもたちも参加したイベントを開催しました。


このパートナーシップは、サッカーの力を活用し、すべての子どもたちが幸福で、健康で、安全な世界を築くためのユニセフの取り組みを強化することを目指しています。パートナーシップの一環としてブライトンはユニセフに寄付を行い、最も脆弱な立場に置かれる子どもたちをはじめ、世界中の子どもの権利を守るユニセフの取り組みを支援します。また、ブライントンのサッカーに関する知見と、ユニセフの子どもの権利に関する主導的な発言力を融合させ、世界の子どもたちの権利の実現のため、長期的な取り組みを開始します。

世界の子どもたちが置かれる状況について説明する日本ユニセフ協会専務理事の早水研。

© 日本ユニセフ協会/2024
世界の子どもたちが置かれる状況について説明する日本ユニセフ協会専務理事の早水研。

記念イベントではまず、日本ユニセフ協会が、子どもたちに向けて、ユニセフの活動と世界の子どもたちの現状について対話を交えながら説明。

日本ユニセフ協会専務理事の早水研は「近年は特に気候変動問題の影響で、世界の子どもたちがきびしい状況に置かれています。ブライトンとのパートナーシップを通じて、子どもたちの命と健康を守る手助けをこれからもいっそうしていきたいと思います」と話しました。

その後、MF三笘薫、DFタリク・ランプティ、DFジョエル・フェルトマンの3選手が登場すると、プレミアリーガーとなったチームの大先輩の姿に沸き立つ子どもたち。ブライトンのポール・バーバーCEOは、「英国ユニセフ協会とパートナーシップを結ぶことができ、本当に嬉しく思っています。ブライトンはユニセフと多くの価値観を共有しており、世界中で実施しているユニセフのプログラムを支援し、また子どもたちのためのサッカー指導のベストプラクティスを生み出し広めることができることを、誇りに、そして光栄に思っています。ただ、皆さんはもうプレーしたくてうずうずしているでしょう?」と子どもたちに語りかけると、三笘選手ら3人とさぎぬまSCの子どもたちとで3対2形式の練習がスタート。ブライトンのマスコットのガリーも見守るなか、子どもたちにとって、プレミアリーグの選手たちのプレーを間近で体験できるまたとない機会となりました。

© 日本ユニセフ協会/2024
選手を出迎える、チームマスコットのガリー。

 

© UNICEF UK/2024
挨拶するブライトンのポール・バーバーCEO。

 

© UNICEF UK/2024
三笘薫選手。

タリク・ランプティ選手。

© UNICEF UK/2024
タリク・ランプティ選手。

 

ジョエル・フェルトマン選手。

© UNICEF UK/2024
ジョエル・フェルトマン選手。

 

続く質疑応答のコーナーでは、参加した子どもたちか質問が相次ぎます。「パスをひっかけないようにするにはどうしたらいいか」「効果的なフェイントができるようになるにはどうしたらいいか」といった質問に、三笘選手らは具体的な助言を交えて丁寧に回答。この貴重な機会を逃すまいと、額に汗を浮かべながら真剣な表情で耳を傾ける子どもたちの姿がありました。

子どもたちの質問に答える3選手。

© UNICEF UK/2024
子どもたちの質問に答える3選手。

 


三笘薫選手からのメッセージ

「今年からブライトンとユニセフがパートナーシップを結ぶことをうれしく思います。ブライトンは多国籍チームで、世界のさまざまな場所から来た選手たちが一緒にプレーしているという点では、世界の子どもたちの姿を反映しているクラブではないかと思います。そうした自分たちが、少しでも世界の子どもたちに勇気を与えるプレーをできたらと考えています。これからもがんばっていきます」

© 日本ユニセフ協会/2024

 

 

関連ページ