2024年9月4日東京発
ハンバート ハンバートの佐藤良成さんが作曲し、NHK Eテレのアニメ『アイラブみー』の主人公“みー”(v.o.満島ひかりさん)が歌唱する新曲「“こえ”のうた」が明日、日本ユニセフ協会の特設サイトと公式YouTubeで配信開始となります。
“こえ”のうた
作詞:アイラブみーのみんな 作曲:佐藤良成 うた:みーとNHK東京児童合唱団
「子どもの声を聞くこと」をモチーフに制作
「“こえ”のうた」は、日本ユニセフ協会とこども家庭庁が共催し、日本における「子どもの権利」の正しい理解と普及を通じた子どもたちのウェルビーイングの向上を目指すキャンペーン「こどものけんりプロジェクト」のテーマソング。今年で日本が批准して30周年となる「子どもの権利条約」の4つの原則の一つ、「子どもの声を聞くこと」をモチーフに、楽曲が制作されました。“こえ”とは、一人ひとりの気持ち、考え方、意見、そして権利の“たとえ”です。どんな人も生まれながらに“こえ”をもっていて、どんな“こえ”も優劣のない、かけがえのないものだというメッセージが込められています。
作曲、音源制作を担当したのはハンバート ハンバートの佐藤良成さん。小さな子どもから大人まで歌いやすいメロディーにさまざまな打楽器がリズムを刻む、自分の“こえ”も、誰かの“こえ”も大切にする喜びを感じられるような楽曲となっています。
歌は、満島ひかりさん。自身がキャラクターの声を担当するNHK Eテレのアニメーション番組『アイラブみー』の主人公5歳の“みー”として歌唱しました。コーラスはNHK東京児童合唱団、日本語詞は『アイラブみー』の制作チームが担当しています。
10月には満島ひかりさんが“みー”の声で歌う「英歌詞」バージョン、11月にはNHK東京児童合唱団が歌う同声二部合唱の「合唱」バージョン、また2025年春には、ろう者、難聴、全盲、弱視、車いすユーザーなど、多様なメンバーが所属する合唱団ホワイトハンドコーラスNIPPONと共につくる「手歌」バージョンを発表予定。子どもたちが楽曲のメッセージをどう解釈して自分たちの表現にしていくのかを追った「手歌」バージョンのメイキングドキュメンタリーもユニセフHPで公開します。学校や教育現場で利用できるよう、「合唱」バージョンの譜面や練習用音源も日本ユニセフ協会の特設サイトから無料で配布します。
「こどものけんりプロジェクト」について
2024年は、日本が「子どもの権利条約」に批准してから30周年となる節目の年。日本ユニセフ協会とこども家庭庁が連携して展開する本プロジェクトでは、教育番組や教材の開発に多くの知見を持つ(株)NHKエデュケーショナルの協力を得て新たに開発したユニセフ「子どもの権利を大切にする教育」用の教材を全国(約5万の幼稚園や小中高校など)に展開していきます。また、「子どもの権利条約」誕生40年(2029年)を見据えながら、SDGs(持続可能な開発目標)達成目標年の2030年3月末までの期間、さまざまなステークホルダーのみなさまとも連携して、「子どもの権利」の啓発と普及に取り組んでまいります。
『アイラブみー』について
NHK Eテレで放送しているアニメーション番組。主人公の5歳の“みー”が、日常のさまざまな出来事をきっかけに、「自分を大切にするってどういうこと?」かを考えていくストーリー。登場する60以上のキャラクターすべての声を満島ひかりさんが担当しています。
放送日 NHK Eテレ・全国放送
・毎週(水)15:45~15:55
・第4・5週 (火)08:25~08:35
・第4・5週 (木)07:20~07:30