2025年3月24日東京発
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、間もなく10年となる紛争の影響を受けるイエメンとその子どもたちについて、2025年3月28日(金)14:00(日本時間)より、ユニセフ・イエメン事務所副代表の根本巳欧(ねもと・みおう)によるオンライン記者ブリーフィングを開催いたします。
© UNICEF/UNI736176/Haleem
ユニセフが支援する移動式クリニックで治療を受ける、生後3カ月のハイファちゃん(イエメン、2025年2月12日撮影)
紛争、間もなく10年
イエメンの子どもたちは、長期に及ぶ紛争、経済不安、全土に広がる栄養不良、脆弱な医療制度、コレラなどの疾病の流行、と積み重なる課題に直面し続けています。支援が必要な子どもの数は980万人もいるとされ、世界最大級の人道危機下にありながら「忘れられた危機」とも言われていたイエメンの状況ですが、直近の世界情勢により、再び注目が集まりつつあります。
深刻な人道的ニーズに対応するため、ユニセフは今も、子どもたちの命と未来を守る支援を続けています。しかしながら世界的な海外援助の削減、という資金危機も新たに加わり、重要な支援サービスの提供が脅かされています。現地の様子と今後の課題、ユニセフの取り組みについて、首都サヌアから、現地事務所の根本副代表が報告いたします。
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オンライン記者ブリーフィング
イエメン紛争10年、忘れられた危機下の子どもたち
日時 | 3月28日(金)14:00~15:00(日本時間) |
登壇 | 根本巳欧 ユニセフ・イエメン事務所副代表 |
プログラム | ・根本副代表の報告 約15分 ・Q&A 約45分 |
形式 | オンライン(Zoom) |
申込み方法 | 参加をご希望の方は、事前に以下事項をメールでご連絡ください。 折り返しZoomリンクをお送りします。 ※ご参加は報道機関の方のみに限らせていただきます。 ・ご所属 ・お名前 ・ご連絡先(メールアドレス必須) ・根本副代表へのご質問 (限られた時間での開催となりますため、事前に伺えるものがあればぜひお知らせください) |
申込み先 | 日本ユニセフ協会広報室 jcuinfo@unicef.or.jp |
登壇者プロフィール
© UNICEF
ユニセフ・イエメン事務所副代表 根本巳欧(ねもと・みおう)
東京大学法学部卒業後、米国シラキュース大学大学院で公共行政管理学、国際関係論の両修士号取得。外資系コンサルティング会社、日本ユニセフ協会を経て、2004年4月にジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO、子どもの保護担当)として、UNICEFシエラレオネ事務所に派遣。子どもの保護担当官としてモザンビーク事務所、パレスチナ・ガザ事務所で勤務後、東アジア太平洋地域事務所(地域緊急支援専門官)を経て、2016年10月からUNICEF東京事務所に勤務。2020年12月から2021年4月まで同事務所長代行、2021年3月から6月までソウル事務所長代行を務め、2022年5月から8月まで緊急支援調整官としてブルガリア事務所勤務。2023年2月から2025年2月までシリア事務所副代表を務め、2025年2月より現職。