メニューをスキップ
日本ユニセフ協会

プレスリリース

ミャンマー地震
水・食料・医薬品など著しく不足
ユニセフ、国際社会へ支援を呼び掛け

 ユニセフ本部の要請を受け、日本ユニセフ協会は日本の皆さまからのご支援として、4月2日、5,000万円をミャンマーにおける緊急支援事業資金として拠出しました。
 
引き続き、日本ユニセフ協会は「ミャンマー地震緊急募金」を受け付けています。被害の全容が明らかになるにつれ、人道支援のニーズはさらに増えると予想されます。
 
オンラインのご寄付は、クレジットカード、インターネットバンキング、Amazon Pay、携帯キャリア決済、コンビニ支払いをご利用いただけます。また、全国の郵便局(ゆうちょ銀行)窓口からのお振込みも可能です。

【2025年4月1日ヤンゴン/ジュネーブ発】
ミャンマー地震の被災地を訪問したユニセフ(国連児童基金)ミャンマー事務所副代表のジュリア・リーズは、4月1日にジュネーブで行われた国連の定例記者会見において、ヤンゴンからオンラインで現地の状況を以下のとおり報告しました。

地震で倒壊した建物のがれきや、電線、電柱などが散乱しているマンダレーの道路(ミャンマー、2025年3月29日撮影)

© UNICEF/UNI771797/UNICEF
地震で倒壊した建物のがれきや、電線、電柱などが散乱しているマンダレーの道路(ミャンマー、2025年3月29日撮影)

水・食料・医薬品など著しく不足

ミャンマーを襲った過去数十年で最も壊滅的な地震は、誰よりも子どもたちに大きな被害をもたらしています。

私は、初動の緊急支援を行ったユニセフのチームと一緒に、最も被害の大きかった地域をいくつか回り戻ってきたところです。現地で目にしたのは壊滅的な光景でした。

余震が続くマンダレーでは、二次被害を恐れて、多くの家族が屋外に避難したまま、寝起きしている(ミャンマー、2025年3月30日撮影)

© UNICEF/UNI771831/Maung Nyan
余震が続くマンダレーでは、二次被害を恐れて、多くの家族が屋外に避難したまま、寝起きしている(ミャンマー、2025年3月30日撮影)

丸ごと瓦解していたコミュニティがありました。帰る家もなく、野宿をしている子どもや家族もいました。自分の家の倒壊や家族の死を目の当たりにし、ショックを受けている子どもや、親と離ればなれになった子にも会いました。未だに行方がわからない子どもたちもいます。

被害は甚大です。家屋、学校、病院、そして橋や送電線などの重要なインフラが損傷または全壊し、人々は電気や通信手段を断たれています。水、食料、避難所、医薬品、そして現金がまったく無いコミュニティもあります。

しかも、この危機は今も進行中です。余震は続いています。 捜索・救助活動も続行中です。瓦礫の中から今も遺体が運び出されています。昨日病院にいたのですが、捜索・救助チームがこの2日間で発見した20人の遺体が搬送されていました。その朝、3人の犠牲者と、生存者が1人が発見されたばかりでした。行方不明の親と再会できることを不安に思いながら待っている子どもがいます。必死になって子どもを探している親がいます。

人々が負った心的外傷(トラウマ)は計り知れません。この災害は、すでに紛争や避難生活を経験してきた子どもたちに、さらなる恐怖と喪失感をもたらしました。

 国際社会の支援が緊急に必要

地震の被災地域に届けるため、緊急支援物資をトラックに積み込むユニセフのスタッフ(ミャンマー、2025年3月31日撮影)

© UNICEF/UNI771850/UNICEF
地震の被災地域に届けるため、緊急支援物資をトラックに積み込むユニセフのスタッフ(ミャンマー、2025年3月31日撮影)

ユニセフはパートナーと共に、震災前より現地に配置していた物資から緊急支援として、水、衛生キット、医療キット、そして栄養に関する物資の配布を開始しました。電気も水道もなく、衛生設備もないという非常に厳しい状況下で行われています。スタッフは支援先のコミュニティの人々と同様、野外で寝泊まりすることもしばしばです。

ユニセフは世界中の拠点から追加で80トン相当の緊急支援物資を集めています。しかし、これでは十分ではありません。直面している災害の規模からすると、足りないのです。

はっきり申し上げます。ニーズは膨大であり、刻々と高まっています。命をつなぐための対応を行うタイムリミットは刻一刻と近づいているのです。被災地全体で、清潔な水、食料、保健医療に関する物資が極度に不足しています。

地震発生前から、ミャンマーでは650万人以上の子どもが人道支援を必要としていました。国内避難民の3人に1人は子どもです。そして今、地震がさらなる危機的状況をもたらし、すでに脆弱な家庭をさらに追い詰めています。

私たちは国際社会に対し、緊急性をもって対応するよう呼び掛けています。支援活動の規模を拡大するために早急に資金が必要です。これまでのところ、ミャンマーにおけるユニセフの2025年人道支援計画のための資金要請に対し、集まった額は10%にも達していません。追加の資金がなければ、必要とするすべての子どもに支援を届けることはできません。

重傷を負った子どもたちは緊急の治療を必要としています。愛する人が亡くなった、または自身が瓦礫の下から救出されたなど、深い精神的ショックを受けている子どもが大勢います。対応が遅れれば遅れるほど、子どもたちの生活や将来への影響はより深刻なものとなるのです。

ミャンマー地震緊急募金

募金するクレジットカード/ネットバンク/Amazon Pay
携帯キャリア決済/コンビニ払い
募金するクレジットカード/ネットバンク/Amazon Pay
携帯キャリア決済/コンビニ払い

全国の郵便局(ゆうちょ銀行)窓口からのお振込みも可能です。
振替口座:00190-5-31000 口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

*通信欄に「ミャンマー地震」と明記ください。
*窓口でのお振込は、送金手数料が免除されます。

関連ページ